14/03/10 19:51:54.23
昨年の世界水泳選手権大会に日本代表として出場し、
男子400メートル個人メドレーで日本人初の金メダルを獲得した
瀬戸大也選手(19)は、レース前に韓国のアイドルグループ「少女時代」の歌を聴いて
リラックスするという。
目覚まし用のアラームは少女時代のデビュー曲『また巡り逢えた世界』だ。
インタビューで「一番好きな芸能人」を聞かれた際には、
少女時代のメンバー、ユナさん(23)の名を挙げた。
TBSテレビは先月、瀬戸選手とユナの対面をあっせんした。
瀬戸選手がメークのため座っていた控室の鏡が突然消え、そこにユナさんが現れた。
瀬戸選手は韓国語で「アンニョンハセヨ」とあいさつし、ユナさんの首に金メダルを掛けた。
ユナさんは顔を赤くした異国の弟のようなファンを見て、日本語で「かわいい」と言った。
テレビでこのシーンを見ていて、ほほえましく思えたのは、
若い善男善女の出会いが美しかったからだけではない。
「やっぱり韓流の力はすごい」という愛国的な感傷のせいでもない。
安倍晋三首相をはじめとする日本の政治家たちが、連日のように過去の歴史を否定する発言を繰り返し、
韓国をけなす内容の本が日本の大型書店にあふれているこの時期、
日本のスポーツ界のホープが、韓国の芸能人が好きだということを堂々と明かし、
主要なテレビ局が2人の対面の場を設け、全国に向け放送したという、
日本社会の成熟した様子を目の当たりにし、感動したのだ。
先進国である日本の首都・東京の都心で
「南朝鮮人は日本から出ていけ」「韓国人はゴキブリだ」などと叫ぶ
ヘイトスピーチ(憎悪表現)デモが繰り広げられているが、テレビを見ていると、
普通の日本国民は韓日両国の友好、親善を望んでいるという事実に気付くものだ。
韓国の弁護士法人の顧問としてソウルに住む、日本の元ジャーナリストのタマキ・タダシさんは
最近、韓国支社に赴任した日本の企業関係者と交わした話を紹介した。
相手の企業関係者は当初、韓国の反日ムードが深刻だと思い、赴任をためらっていたという。
タマキ氏が「きょう出勤して、韓国人から嫌な態度を取られたか」と尋ねたところ、相手は否定した。
「では、この1週間、あるいは1カ月間に、そのような経験をしたか」と尋ねても、相手は否定した。
タマキ氏は相手に「そう、それが現実だ」と話したという。
日本の「現実」も大きく変わってはいない。旧日本軍の慰安婦問題について
韓国が関心を持つ前から、慰安所の地図を作製し、惨状を訴えたのは日本の市民団体だった。
日本の多くの知識人は今、安倍政権の極右的な動向を批判し、声を上げている。
旅行先で出会った日本人は以前と変わらず親切だ。
政治家がいくら問題発言を繰り返したところで、これが日本国民の現実なのだ。
瀬戸選手は「少女時代の歌を聴いて力が湧き、金メダルを獲得できた」と話した。
ユナさんはこの言葉に感動し涙した。ユナさんは、競争相手となる韓国人選手がいない種目で、
瀬戸選手の善戦を祈っていることだろう。
日本の政治家による誤った行動がしばらく続くとしても、一般国民が正しい道に導くものと信じている。
一般の日本国民を応援しようではないか。
李漢洙(イ・ハンス)文化部次長
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スレが立った時刻:2014/03/10(月) 11:57:06.25