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韓国紙・朝鮮日報の中国語サイトは3日、
「『韓国人を追い出せ』、日本の反韓デモが活発化」と題した記事を掲載した。
1月18日、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などの
右翼団体メンバー約200人が東京の六本木でデモを行った。
一部の人は「朝鮮人を殺せ」など過激なスローガンを叫んでいた。
周囲には警察官もいたが彼らを制止することはなく、
デモ隊は在日韓国人団体「民団」付近の道路でもデモ活動を行った。
民団組織局長は「今までも在日韓国人は就職などで差別を受けてきたが、
『殺せ』といったスローガンが叫ばれたことはなかった。
われわれは身の危険を感じている」と懸念をあらわにしている。
日本に広がるヘイトスピーチ(憎悪表現)について、米国は人権報告書で懸念を示している。
こうした雰囲気の下、在日韓国人に対するヘイトスピーチは
東京や大阪などの大都市から山形、広島、長崎、神戸などの地方都市へと拡散。
インターネット上にも日常的に書き込まれ、暴力事件も起きている。
民団組織局長は「心配なのはヘイトスピーチの段階を超え、
暴力事件がいつ起きてもおかしくない状況になっていること」だと話している。 (編集翻訳 小豆沢紀子)
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