14/02/28 10:09:31.85
2014-02-28 07:54
[毎経ドットコム MKスポーツ キム・セヤン記者] ムン・デソンIOC(アイオーシー)
委員の博士学位論文の盗作事実が最終確認され、彼のIOC委員の資格可否がまな板の上に
上がった。しかし問題はこれに止まらない。今後のキム・ヨナ(24)にも影響を及ぼしうる
ため、波長がもっと大きくなっている。
27日、ムン・デソン委員に博士学位を授与した国民大学校側はムン委員の学位論文が
盗作だと最終結論を下した。国民大研究倫理委員会は「ムン博士の論文盗作可否を
選り分けるための本調査で盗作が確定した」と発表した.
遅々として進まなかったムン委員の論文盗作疑惑事件が確定しながら自然にIOC委員職は
剥奪危機に置かれた。本調査結果によってこれまで留保的な立場を立て通して来たIOCの
調査も勢いに乗るようになった。トーマス・バッハ(61·ドイツ)IOC委員長が以前明らかに
したように、ムン委員の資格可否をめぐって積極的な調査が行われる可能性が高くなった。
ムン委員は2004年アテネオリンピックでテコンドーで金メダルを取った後引退を宣言した。
2006年から東亜大テコン道学科教授に任用された後、2008年からはアジア選手で初のIOC選手
委員に当選して活動中だった。彼の任期は2016年までだが、今はその座が危ない。今度の結果は
ムン委員のIOC選手委員の座にも大きい影響を及ぼすように見える.
特にIOC委員は誰よりも高い道徳性を要求する座でありムン委員の今回の論文盗作の波紋は
国際社会で史上類例を見ない恥をかいたわけだ。IOC委員は単純なスポーツ外交官の水準を
越えて国賓のもてなしを受けている。IOC委員は200余りの加盟国をビザなしに自由に出入国
することが可能であり、各国の元首たちと面談することができる権限を与えられるほどに
莫強した力がある。このため各国に割り当てられた委員数が限定されている。
しかしこのように重要で強大な力を持った席だが、ムン委員は二度の調査結果により明白な
論文盗作が判明した。国家イメージが毀損されたし、引退後にIOC選手委員に挑戦するという
意思を明らかにしたキム・ヨナにも打撃があると予想される。キム・ヨナは2014ソチ冬季
オリンピック閉幕を控えた去る24日(韓国時間)、バッハ委員長と面談を持つなどIOC選手委員に
向けてコツコツと準備中だった。
IOC委員総員は115人でこの中で現在韓国のIOC委員はイ・ゴンヒ、ムン・デソン委員ら2人だけだ。
IOC選手委員は計15人で夏季種目から8人、冬季種目から4人で選手たちの直接投票により選出される。
残りの3人はIOC委員長に指名権がある。(中略)しかし大韓民国の国格を失墜させたムン・デソン委員の
論文盗作でキム・ヨナら出馬を宣言した3人のイメージも毀損される憂慮を生んでいる。
URLリンク(news.nate.com)