14/02/26 12:13:14.05
最近、日本 東京都の多くの公立図書館で相次いで発生した事件が、
日本社会を衝撃に陥れている。
ユダヤ人迫害が行われたナチス ドイツ治下の苦痛な暮らしを少女の視線で描いた
アンネ・フランク(1929~1945)<アンネの日記>、
およびこれと関連した研究書籍が市内の多くの公立図書館で凶暴に引きちぎられた状態で発見されたためだ。
<朝日新聞>は警視庁が24日、この事件を器物破損事件として分類し、
捜査本部を設置して容疑者の検挙作業に本格的に乗り出したと報道した。
この事件を捜査している警視庁捜査1課によれば、
被害が発生した図書館は新宿区・中野区・杉並区・豊島区・練馬区など
東京都の北西部に位置する5区と
その周辺地域である武蔵野市・東久留米市・西東京市など3市にある38館の図書館だ。
被害冊数は305冊に達している。
最初に被害が発見された地域は昨年2月の豊島区の図書館だが、
杉並区などでは今月上旬に被害を受けた可能性が高いと警察は見ている。
日本の警視庁は犯人を検挙するため図書館に設置された監視カメラの分析作業を進めている。
図書館側では怒りの声を上げている。 図書館の職員が本の被害を確認できないよう、
厚さ約5cmの本の下部分を100ページ以上にわたり鋭利に引きちぎるためだ。
3館の図書館で計40冊の本に被害を受けた新宿区の中央図書館長 藤牧功太郎氏は
「強い動機と計画性がある犯罪」として興奮を隠さなかった。
今回の事件が最近の '在日特権を許さない市民の会' (以下 在特会)等が主導する
‘嫌韓デモ’(日本では‘ヘイト スピーチ’と呼ぶ)のような日本社会の病的な右傾化現象と
何らかの関係があるかにも関心が集まっている。
日本の右翼は、在日朝鮮人学生たちが通う朝鮮学校周辺で嫌韓デモを行ったり、
子供たちに暴力を振るう人種憎悪犯罪(ヘイト クライム)等をはばからずにいる。
そのために昨年9月、京都での嫌韓デモについては人種差別という判断の下に、
裁判所は在特会会員たちに被害者に高額の補償金を支払えと判決したが、
嫌韓デモは沈静化していない。
今回の事件と関連して、アンネ・フランクのいとこで現在アンネ・フランク財団の会長である
バディ・ エリアスは "大きなショックを受けている。はやく真相を知りたい"
との意見を日本ホロコースト記念館に知らせてきたと<毎日新聞>が伝えた。
東京/キル・ユンヒョン特派員
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