14/02/25 12:11:30.93
※>>1の続きです。
■不動産業界で広がる懸念
一方、カナダ紙フィナンシャル・ポスト(電子版・12日付)によると、
一部の市民の悪感情とは別に、これまで中国からの移民を上客としてきた
カナダ国内の不動産業界の間では、投資家移民制度の廃止で高級住宅の
販売が低迷するのでは、との懸念が広がっている。
ある不動産業者はポスト紙に、「米国を含む先進国の中で、カナダほど移民が
住宅市場の下支えで重要な役割を果たしている国はない」と述べた。
また、米紙ウオールストリート・ジャーナル(電子版・18日付)は社説で、
カナダ政府の対応は「間違いだ」と手厳しく批判。
社説は、ビザを申請している中国人の多くが「中国でも選りすぐりの人材だ」とし、
「彼らは中国の政治制度が機能不全を起こしていることを理解し、
より良い何かを求めて故国を離れたがっている」と分析し、
「カナダが彼らを必要としないのなら、その才能は他国に流れていく」と警告した。
実際、一部の移民はカナダに見切りをつけ、英国や豪州に申請先を変更する動きが
出ているという。(国際アナリスト EX)
※以上です。