14/02/20 21:42:27.05
(前略)
フィギュアスケートにおける注目選手といえば、日本の浅田真央選手、
10代前半からずっと浅田選手のライバルであったキム・ヨナ選手、
そして今回のオリンピックで突如登場したユリア・リプニツカヤ選手の3人でしょう。
メディアは基本的に皆さんの期待や人気を勘案して掲載記事を選択するものだと仮定すれば、
Google News検索結果におけるニュース数は、
ある意味における人気投票的な役割を果たしているということもできるでしょう。
2014年2月18日13時時点における、Google Newsの検索結果は次の通りでした。
なお、私の選好が検索結果に反映されないように、シークレットウィンドウで検索しています。
「mao asada sochi」のニュース検索結果:7,770件
「yuna kim sochi」のニュース検索結果:12,500件
「julia lipnitskaya sochi」のニュース検索結果:16,800件
なんと、リプニツカヤ選手が1位、その次にキム・ヨナ選手、その次に浅田真央選手という結果となりました。
日本と韓国での騒ぎを見ているとまるでこの2人が主役であるかのように見えますが、
海外ではずいぶんと違った見え方になっているようです。
(中略)
また、こういったニュース掲載件数と同じくらい興味深いのは、取り上げているニュースメディアです。
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
何が違うか分かるでしょうか。浅田選手やキム選手は自国でのニュースがかなりの量を占めており、
欧米のよく知られたメディア媒体での露出はなかなか見られないことが分かります。
日本でも、一部の競技ファン向けのメディアを除き、海外の優勝候補の話はほとんどされませんが、それと同じことだと思います。
一方で、リプニツカヤ選手のそれは欧米系のメディアから結構な注目を集めていることが分かります
(一方、地元の英文誌の報道がなぜか全然ない)。ロイターやフォーブスで取り上げられていることに加え、
アメリカの大衆紙である「USA Today」の記事がトップに上がっていることも見逃せません。
彗星のごとく現れたリプニツカヤ選手が白人の優勝候補ということとも関連があるのでしょうか。
(続く)
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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