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抗日義兵長、閔肯鎬（ミン・グンホ）先生の高孫者のデニス・テン(Denis Ten, 21・カザフスタン)が
2014年、ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子シングル銅メダルを取って過去の事で長期論議が
また点火されている。
インターネットでは「不適切な瞬間に悪意的にふくらんだ消耗的論争」という立場と「先祖の業績を
忘れていないなら、当時の状況をさらにはっきり説明し、必要なら謝罪もすべきだ」という立場が対
抗している。
テンは15日、ロシアのソチ・アイスバーグ・スケートパレスで開かれた大会フィギュア・スケート男
子シングル・フリーで171.04点をとった。前日のショートプログラム点数84.06点を加えた最終合計
で255.10点で銅メダルを得た。
金メダルは羽生結弦(20・日本)、銀メダルはパトリック・チャン(24・カナダ)の首にさがった。テンは
開幕前から注目をあびた新鋭の1人だったがメダル獲得は容易ではないと見られた。プルシェン
コ(32・ロシア)の突然の引退で上位圏の状況が揺れて表彰台に上がる幸運を得た。テンの銅メダ
ルはカザフスタンのフィギュア・スケートの歴史上初のメダルだ。カザフスタンが今大会で取った最
初のメダルでもある。
テンは旧韓末、江原道（カンウォンド）を中心に義兵長として活躍したミン先生の子孫だ。ミン先生
は日帝が1907年原州（ウォンジュ）鎮衛隊に対する解散を試みるとすぐに300人の兵士を率いて
義兵蜂起、原州や春川（チュンチョン）、横城（フェンソン）、忠州（チュンジュ）、洪川（ホンチョン）な
どの地で日本軍と激戦を行って戦功をたてた。
社会運動家のアレクサンドラ・キムはミン先生の孫娘でありテンの祖母だ。テンは2010年、ミン先
生の墓を直接訪問して論文を書いたことも知られた。注目をあびたのは昨年3月、カナダで開か
れたフィギュア世界選手権大会からだった。
キム・ヨナ(24)の復帰で大会への関心が高まった状況で男子シングル準優勝で注目を集めた。し
かし、この過程でテンが日の丸の鉢巻きをまいて明るく笑っている写真が韓国と日本のインターネ
ットを中心に広がり韓国の失望と日本の嘲弄を呼んだ。
物議が再燃するとすぐに世論は半分に分かれた。我が国のSNSネチズンらは「恥ずかしい行動
があったのは事実だが、オリンピック銅メダルをとった時点で再燃したのは悪意的で不適切だ」と
いう立場と「ミン先生の子孫として先祖の業績を忘れず、自らも未来を考えるなら、もっとはっきり
説明して必要なら謝る機会を持つべきだろう」という立場が衝突した。
一方、テンは生涯初のオリンピックメダルをとった後、放送インタビューを通じて「世界選手権大会
で準優勝をとった後、負担に苦しめられた」として「私に流れる韓国人の血を誇らしいと考える」と
語った。
キム・チョルオ記者
ソース：国民日報クッキーニュース(韓国語) [ソチオリンピック]デニステン、抗日義兵長子孫なのに
日章旗を…またふくらんだ論議
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