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[アジア経済]日本が太平洋戦争を起こして韓国と中国、フィリピンなどの地で数多くの罪のない生
命を死地に追い込んだことは歴史が雄弁に語る事実だ。日本軍の性のために韓国と中国の婦女
子を強制徴用して性奴隷として働かせた事実が最近、成均館大学と上海師範大学が共同主催し
た国際学術大会で資料によって暴かれた。
韓国は独島（ドクト、日本名：竹島）に住民が暮らして久しく「実効支配」して久しい国だ。それでも
日本は独島が‘竹島’と我を張る。独島のどこに竹が育つのか？日本は中国と領有権紛争をする
尖閣(中国名：釣魚島)についても自分たちが実効支配しているという論理を展開する二律背反の
姿勢もはばからないが、唯一韓国に対しては耳を閉ざす。
彼らが強制的に徴用したり拉致して作った日本軍慰安婦が精神と肉体を破壊され、本人と家族が
痛恨の生活を送って命を終えても、強制性がなかったと言い張って最初から慰安婦はなかったと
主張する図々しさだ。軍国主義の象徴物である靖国神社を総理が参拝しても‘個人の資格’で参
拝したと詭弁をならべた。日本軍に徴用され命を失った朝鮮人を神社から除いてくれと言っても
「神になったので不可能だ」と話にもならない論理で言い逃れ子孫の心を深く傷つけている。
一方の詭弁をならべるのは時代錯誤であり退行であることは言をまたない。時代が変わって韓国
をはじめとするアジア各国の経済地位が高まったのに、日本は韓国などを相変らず圧迫し圧殺し
ても'ぐうの音も出ない'存在と見下す習性を捨てられない結果だ。最近になっては米国のアジア回
帰政策にのり、安倍晋三総理と公営放送NHK会長など日本社会の指導層らが退行的思考の先
鋒に立っている。
果たして韓国は日本に対し、どのように対応すべきだろうか？日本は私たちの交易相手国で重要
な国家であり、私たちの海外同胞が多く暮らす国なので縁を切ることもできない国だ。日本が1904
年、露日戦争勝利以後、国際舞台で地位を確立してから蓄積した富と国際社会に築いた関係は
韓国が一瞬にして壊すのは難しい現実だ。かと言ってこの様な退行を見る今後の私たちの子孫
のためには、このままではならない。
外交部に一つ方法を提案したい。それは北朝鮮の非核化誘導の圧迫と非核化対話の並行戦略
を応用することだ。国際社会を通した圧迫と過去の歴史に対する痛切な反省を引き出す対話がそ
れだ。幸い日本国内には‘村山談話’の主人公の村山富市(90)元総理のような良識ある知識人が
少なくない。'従順な'日本知性を国際社会が呼び覚まして日本政府を圧迫するようにしなければな
らない。韓国が一国で出たり中国と結集して責め立てれば反発するだけなのが明らかだからだだ。
最近、日本軍が慰安婦強制徴用と慰安所運営に直接関与した資料を暴露した韓中日学術討論
会は良い例だ。
肝に銘じることは私たちが日本を差別する国家でないことを明確にすることだ。そのような場合、
私たちは精神水準が日本と同じ水準の国に転落することになる。海水はどんな川の水も拒まず
受け入れる大乗的包容の姿勢、つまり「海不譲水の姿勢」で日本自ら反省し認めるようにする外
交力を発揮しなければならない。
パク・ヒジュン記者
ソース：アジア経済(韓国語) [デスクコラム]日本の詭弁と韓国外交
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