14/02/02 13:00:10.34
悪い夢にうなされた。韓国が8カ国に230万発近い催涙弾を密輸?していた小紙報道の翌1月23日だった。《アラブの春》などで
民主化を求める人々に発射され死者も多数だとか。
国軍や警察治安部隊による催涙弾発射は、全て「非人道的」とは言い切れぬ。火炎瓶を投げ、破壊活動をする暴徒とはいえ、
当局が実弾で射殺する蛮行も少なくない。催涙弾を有し、水平撃ちをせずに使えば、悲劇を最小限に抑えられた可能性もあるためだ。
ただし、小欄が見た悪い夢とはその種の悲劇ではない。催涙弾/ガス、その製造機器の一部技術が日本企業より盗用・転用されて
いた-という悪夢だ。
■「パクリ」がお家芸
韓国防衛事業庁は「軍需物資である催涙弾の輸出は許可が必要で、今年初めて一部実態を知った」と話す。軍需産業の投資促進
・輸出拡大に加え、装備調達の透明・公平性を担保すべく、韓国国防省の下に2006年に設立された事業庁が「知らなかった」では
済まされない。しかし、確かに事業庁が関わる韓国の軍需品輸出額は凄まじい伸びを示す。06年には2.5億ドルだったが、13年には
34億ドル(約3500億円)と14倍近くに。相手国も05年の42カ国が、11年には84カ国になった。
だが、数字には能く能く吟味が必要だ。そもそも、軍需の世界は《スピンオフ》と《スピンオン》で成り立つ。
《スピンオフ》とは、軍事目的で開発された武器や技術が民間に移転され商用化させたハード・ソフト。電子レンジ▽電子計算機→
コンピューター▽宇宙ロケット▽原子炉▽GPS▽インターネットが代表例だ。
今は、半導体素子▽光ファイバー▽炭素系複合素材▽合成繊維▽液晶ディスプレーなど、逆に民生技術を軍事転用する《スピンオン》が
増えている。
1970年以降《スピンオフ》の波及効果で、韓国には1兆1200億ウォン(約1120億円)の付加価値が生まれたとされる。ただ、韓国
自前の技術は高くはなく、この金額に占める少なからぬ部分は外国技術を所謂「パクった」数字だと、疑ってかかる必要がある。
ソフトを含め、韓国軍の装備や“輸出兵器”の構成品、製造機器は、外国企業にライセンス料を払わず、完成品を輸入するケースも多い。
その際“ベンチマーキング”を採り入れる。《ベンチマーキング》とは本来、他社の優れた製品や業務・ビジネスプロセスを比較→分析→評価し、
自らを改善すべく長所を採り入れる手法。ところが彼の国では、輸入兵器を無許可で分解・解析し、わがモノとする“韓流ベンチマーキング”が
企業常識として定着した。従って、もともとの供給国が激怒(傍観できる立場の国は爆笑)する事件・事故が続発している。
(>>2以降につづく)
msn産経ニュース: 2014.2.2 11:29
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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