【アゴラ】日本は、中国や韓国と関われば国家の衰退や危機を招き、欧米と関わると繁栄する…現代史が教える外交の法則[01/20]at NEWS4PLUS
【アゴラ】日本は、中国や韓国と関われば国家の衰退や危機を招き、欧米と関わると繁栄する…現代史が教える外交の法則[01/20] - 暇つぶし2ch1:ニライカナイφ ★
14/01/20 01:01:30.35
◆中韓と距離をおけば日本は繁栄するというのは本当か-東猴 史紘

(3)日本が衰退した時の共通点

確かに、米国だけでなく中韓との友好関係を深めることができれば
日本にとってはベストなのだろうがそれは難しい。
日本や韓国や朝鮮半島(韓国・北朝鮮)と関わりを深めたとき
衰退・危機に陥るということを現代史が教えてくれているからだ。
以下、大正、昭和、平成時代を振り返ってみる。

大正時代には、中国大陸の満州に進出した日本は泥沼にはまり、
米国等の西洋諸国と敵対してしまい、国連脱退を余儀なくされ結果、
第二次世界大戦において原爆を2回落とされ焼け野原にされた。

昭和には、田中角栄内閣が誕生し日中国交正常化した。
中国との友好関係を結んだ田中総理は極めて高い評価を得たが、
日本経済は狂乱物価により不景気になり、その後ロッキード事件で失脚した。

平成では、直近の鳩山内閣が従来の日米関係を断ち切り中国と連携を深めるべく
東アジア共同体構想を掲げた。しかし、その結果は説明するまでもない。
政権はそのまま崩壊した。
第1次安倍政権も、小泉政権で悪化した日中関係を改善させようと就任当初に
真っ先に中国を訪問したが、短命政権に終わり、その後日本は毎年首相が
コロコロ代わる悪夢の時代に陥った。

朝鮮半島(韓国・北朝鮮)との関わりも同じだ。
戦後の特需景気は朝鮮半島のお陰だが、それは日本が米国との友好関係にあったから
その恩恵を得ることができたのだ。

つまり、過去の日本の歴史を振り返ると米国など西洋諸国ではなく、
中国との友好関係を深めたり、関わったときに日本が衰退・滅亡の危機に陥っているのだ。
この点、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(石 平著)に詳しい。
同書では「日本という国は、中国大陸と距離を置いた時代にもっとも輝いているのである」と
言い切っている。

(4)日本が発展した時の共通点

逆に日本は西洋諸国との友好関係を中心とした外交・経済運営を展開したときは
成長を遂げている。
明治時代の文明開化は中国ではなく、西洋文化を取り入れた結果である。
昭和時代では吉田茂が米国(支配下ではあるが)と共に焼け野原にあった日本の
基礎を作り上げた。
また、所得倍増を掲げ、高度経済成長を成し遂げた池田勇人政権も中国や朝鮮半島ではなく、
欧米との関係を重視したからこそである。
以下、「池田勇人の対外認識とアジア政策 李炯喆著」を一部抜粋する。

「池田勇人内閣は経済政策を優先的な政策としつつ、政治問題の争点化を避けた。
対外的にも沖縄問題、韓国との国交正常化問題、中国承認問題のような過熱しやすい争点は
後回しにして、IMF8条国への移行、GATT11条国移行、OECD加盟など、
日本経済の国際経済への復帰を主眼として、その目的を果たした。
確かに、日韓及び日中との国交正常化はアジアへの復帰を果たすには
避けられない過程であるが、池田の経済主義的効用論から見れば、
日本外交の主軸をアジアへ置くよりは欧米との協調を深めたほうが、
まだ先進国への復帰を果たせなかった日本の実利に適うことであった」

アゴラ 2014年01月19日12:06
URLリンク(agora-web.jp)
(元記事から記者が該当部分のみ引用しました)。

>>2以降へ続きます。


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