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東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は１７日、ミャンマー中部バガンで非公式外相会議を開き、中国が南シナ海で
新たな漁業規制を打ち出したり、防空識別圏設定を示唆したりしていることを念頭に、南シナ海の「最近の情勢」に
懸念を表明する報道発表文を出した。
会議筋によると、南沙（英語名スプラトリー）諸島などで中国と領有権を争うフィリピンとベトナムが、外国漁船に
対する操業規制強化に加え、東シナ海で設定した防空識別圏を南シナ海にも拡大する恐れがあると指摘。「中国の
攻撃的な姿勢」に対し、ＡＳＥＡＮとして懸念を表明するよう求めた。各国は南シナ海の平和と安定を求めることでは
一致し、議長国ミャンマーが会議後に報道発表文を出した。発表文は「南シナ海での航海と上空飛行の自由の
重要性を確認」し、国連海洋法条約など国際法の順守を求めるとしている。ただ、中国を名指しすることや、具体的な
行動については言及を避けた。（共同）
msn産経ニュース: 2014.1.18 01:27
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