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ファストフード店が結核患者を9カ月間雇用 /ソウル
結核にかかっていることを知りながら、健康診断の結果証明書提出を求めず雇用
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画像: ファストフード店が結核患者を9カ月間雇用 /ソウル
ソウル市江西区にある有名ファストフード店で8カ月間働いた女性(22)は昨年4月、同じ会社の別の店舗に
移ることを希望し、保健所で健康診断を受けた。食品を扱う仕事に就く人は、たとえアルバイトでも健康診断を
受け、その結果証明書を店舗に提出しなければならないからだ。健康診断の結果、女性は結核にかかって
いることが分かった。
女性は店側に「結核にかかっているため、アルバイトはできないと思う」と話したが、店側は「結果証明書なんて
必要ない」といって女性を採用した。結核は空気を介して不特定多数に感染する病気だ。患者がせきやくしゃみを
することにより、菌が周囲の人の呼吸器に入り、感染することになる。また、結核菌は話をしているだけでも感染する。
ところが、女性は9カ月にわたり、ハンバーガーの包装やフライドポテトの製造、接客などの業務に1日6時間従事
した。女性が働いていた店舗の周辺には、小・中・高校が10校以上あり、団体が1日に数百個注文することもある。
女性は結核にかかった状態でハンバーガーを作ることについて、罪悪感にさいなまれたという。
問題の店の従業員たちは「アルバイトの中には健康診断の結果証明書を出していない人が2-3人いた。店長
(57)が、健康診断の結果証明書がなければ正式なアルバイトとして雇用できないという点を悪用し、結果証明書を
出していない店員に対し、適当な額の給料を支払っていた」と話した。正式なアルバイトの出退勤の記録はカードを
通じてオンラインシステムに入力され、本社が管理している。従業員たちは「店長が健康診断の結果証明書のない
店員の出退勤記録を帳簿に手書きし、手当を10-20%減らして支給している」と証言した。
このような実態を見過ごせなくなった従業員たちは10日、江西区役所に電話で内部告発した。一方、店長は本紙の
電話取材に対し「事実無根だ。従業員に結核患者などいないし、健康診断の結果証明書がない者を雇用した
こともない」と主張した。本社は現在、事実の有無について確認を進めているという。
現行法によると、健康診断の結果証明書がない人を雇用した場合、事業主に科される過料は最大で50万ウォン
(約4万9000円)にすぎない。結核患者を雇用したとしても、過料は最大で300万ウォン(約29万円)にとどまる。
江西区は10日「結核の種類について確認した上、店長に対し40万-100万ウォン(約3万9000-9万8000円)の
過料を科す」と説明した。
ウォン・ソンウ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2014/01/11 11:39
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