14/01/07 18:51:00.44 ROHviwxc
インドが最初じゃないかなぁ。コピぺ。
国境をまたぐアジアの大河で、新たな対立の火種が生まれようとしている。
チベットからインド、バングラデシュに流れるブラマプトラ川。「上流で中国がダムを建設中」と
インド紙が1面トップで報じたのは、昨年10月のことだ。人工衛星で着工が確認されたのだ。
中国側は、5基のダム建設計画が進んでいることを認め、電力需要の増加に対応する
水力発電用のダムで、常時放水するため下流域に影響はないと説明した。
しかし、中国側の思惑次第で水量をコントロールされてしまうのではないか、とインド側は懸念を募らせる。
1962年に、国境紛争で戦った両国。インド国内の研究者からは「中国が水という武器を手にした」
という論調さえ出てきた。
懸念はダムにとどまらない。インドのエネルギー資源研究所の水問題担当、アショク・ジェトリー部長は
「中国はブラマプトラ川の水を、自国へ引き込もうとしているのではないか」と話す。
彼が指摘するのは、中国政府が進める「南水北調」計画。水資源の豊かな中国南部の水を、
水不足の北部に送る大事業だ。現状では国内河川から取水する計画だが、
国際河川からも取水する案がくすぶる。そうなれば根こそぎ水資源が奪われる、とインド側は恐れている。
英国国防省の2007年の報告書も「水問題は、軍事行動や人口移動を誘発する可能性を高める。
中国がブラマプトラ川の流れを変えようとすれば、リスクは大きい」とこの問題を取り上げている。
朝日新聞 2010年8月15日2時57分