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◆韓国「50人に1人」が創価学会会員 「倭色宗教」が「反日国」に受け入れられた理由
韓国人の50人に1人に当たる、実に100万人が、日本生まれの「ある宗教」に属している
―というと、驚く人も多いかもしれない。
その宗教とは、「創価学会」だ。
しかもその数は、日韓関係の冷却が続く現在も、なお増加傾向にあるという。
「反日」ムードが色濃く漂う韓国で、創価学会は果たしてどのようにして拡大していったのだろうか。
■2012年には池田大作氏の著書がベストセラーに
『ありがとう、韓国』―2012年9月、韓国の週間ベストセラーランキングに1冊の本が名を連ねた。
著者は創価学会の池田大作名誉会長だ。
これまでの韓国に関する文章やスピーチなどをまとめたもので、
最大手紙・朝鮮日報系の出版社から刊行、李寿成元首相が推薦の辞を寄せた。
日本ではあまり知られていないが、これに限らず、韓国の大手雑誌などには、
池田氏の文章や談話などがしばしば掲載されている。
最近でも、「月刊中央」「月刊マイダス」といった大手新聞社・通信社系の雑誌に、
池田氏が相次いで登場した。
現在韓国SGI(創価学会インタナショナル)の会員数は約100万人で、
海外会員175万5000人の半数以上を占める。いわば、日本に続く第2の拠点だ。
人気コメディアンのチョ・ヘリョンさんやK-POPグループ「2PM」のウヨンさんなど、
著名人の会員も少なくない。
韓国全土280か所に施設(文化会館)を設け、首都ソウルの中心部には壮大な本部ビルも擁し、
すっかり韓国社会の市民権を得たと言っていい。
だが、疑問が残る。韓国における「反日」の強さは、多くの人が知るところだ。
現に10月、朴槿恵大統領がアシックスの靴を履いただけで問題になったように、
日本企業もしばしばバッシングの対象になっている。
実際、上述した『ありがとう、韓国』のベストセラー入りの際には、
李明博大統領(当時)の竹島上陸・天皇発言の直後だったこともあり、
韓国紙からは意外視する声も出た。
なぜそんな韓国で、「日本生まれの宗教」が受け入れられているのだろうか。
■一時は「布教禁止」にもなった
韓国では1960年代の初め、在日韓国人の会員などを通じて創価学会の信仰が広がり始めた。
しかし日本への反発から「倭色宗教」「歌う宗教」などとやり玉に挙がり、
64年には「反国家的、反民族的な団体」として一時的に布教を禁止された。
そこからの「再起」の理由を、韓国の研究者は「教義が韓国人の考え方に合っていた」
「一般信者も主体的に信仰へ参加できるスタイルが好まれた」などと分析する。
一方、創価学会広報部は、現地会員の「粘り強い活動」を強調する。
30年以上にわたり環境運動や災害救援、慈善バザーなどに力を入れ、
単なる宗教ではなくボランティア団体として、じっくりと韓国社会での立ち位置を獲得したというのだ。
「10人中8人が『創価学会(SGI)』の名を知らないのに、その会員は100万人に達する」
池田氏を取り上げた「月刊朝鮮」も、その「静かな」拡大ぶりを驚きとともに紹介している。
創価学会側は否定するものの、韓国内ではその「政治的影響力」を危惧する報道が
されたことさえあるほどだ。
写真:池田氏に関する記事を掲載する最近の韓国雑誌。「倭色宗教」受容の背景とは
URLリンク(news.livedoor.com)
J-CASTニュース 2013年12月29日11時08分
URLリンク(news.livedoor.com)
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