13/12/24 21:13:18.50
【ソウル聯合ニュース】韓日協力の深化こそ、
今後到来する米中2強時代における生存戦略になるとの提言が韓日両国の専門家から出された。
韓国外交部は24日、「第2期韓日新時代共同研究プロジェクト」の報告書を公開した。
報告書は「新時代の韓日協力―七つの核心的アジェンダ」というタイトルで、
両国の専門家による提言がまとめられている。
「韓日新時代共同研究プロジェクト」は2008年の韓日首脳会談での合意により
未来指向的な韓日関係を模索するためにスタートした両国の学界による共同プロジェクトだ。
報告書では、米中が東アジアで自国の利益実現を志向する傾向があることを指摘し、
米中の構想が相互排他的に展開され、他の域内諸国の利益が損なわれないよう
韓日が米中両国に働きかけなければならないと建議している。
また韓日両国は米国の同盟国として中国の過度な軍事膨張を注視するという面では協力すべきだが、
中国を敵視して孤立させる方向に向かってはいけないことを明確に認識しなければならないと提言している。
そのために中国を地域多国間安保協力体制に組み込むための韓日の共同努力が必要であり、
今後、中国の多国間軍事安保協力についての分析と対応が必須と指摘した。
この他に▼人的ネットワークの形成▼文化・知識・メディア交流促進
▼原子力安全およびエネルギー協力▼東アジア複合安保秩序構築
▼東アジア共生経済秩序構築▼複合共生技術協力
▼環境パートナーシップ―の7分野での両国間の協力の方向性が提示された。
同プロジェクトには、共同委員長である河英善(ハ・ヨンソン)ソウル大名誉教授と
小此木政夫慶応大学名誉教授を含む両国の専門家32人が参加した。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)