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中国系香港紙「文匯報」は15日までに、12日に処刑された北朝鮮ナンバー2の張成沢
(チャン・ソンテク)元国防副委員長(67)が、猟犬の群れをけしかけられて処刑されたとの
情報を報じた。
張氏の処刑については、14日付の韓国紙「朝鮮日報」が消息筋の話として「機関銃の
銃弾が90発以上撃ち込まれた」などと報じていたが、別の情報が浮上した。
「文匯報」電子版は、張氏の処刑についての記事の文中で「朝鮮『犬決』張成沢」などと
小見出しを付けた内容を掲載。政治犯による情報として、張氏と張氏の側近5人が衣服を
脱がされて鉄のオリのような場所に入れられた後、3日間エサを与えられなかった120匹
もの猟犬が放たれて殺された、とした。その際、金正恩第1書記、李雪主夫人のほか
300人を超える高官が処刑の様子を見ていたとした。
一方、張氏の処刑が発表された13日以降、韓国で「処刑場面が見られる」とのメッセージ
がネット上で飛び交い、スマートフォンなどで指示されたアドレスをクリックすると、電話料金
の決済システムから25万ウォン(約2万4000円)が引き落とされる詐欺が横行している。
韓国警察が15日までに注意を呼び掛けた。
特定のサイトへ誘導し課金する「スミッシング」と呼ばれる詐欺の一種で、韓国では今年に
入って被害が急増していた。
ソース:スポーツ報知
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