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韓国が範囲を南方に拡大した防空識別圏が１５日、発効した。中韓が管轄権を争う東シナ海の暗礁、
離於島（中国名・蘇岩礁）上空を含み、この周辺で日中韓３カ国の防空圏が重なる。
ただ、日中ともに韓国との衝突は避ける姿勢。韓国は日中に防空圏の運用に関する協議を求める方針と
みられ、大きな摩擦には発展しない見通しだ。
聯合ニュースによると、韓国軍は同日、中国への通告なしに離於島上空に早期警戒機を飛ばした。日本への
通告の有無は分かっていない。日本は韓国の事前説明に、民間航空機は飛行計画を提出せず、自衛隊機の
運用も従来通り行うと通告。韓国が異議を唱えなかったため、問題視しない方針だ。
中国外務省は韓国の方針に「遺憾の意」を表明したが、離於島の管轄権問題は対話で解決すると強調。
韓国政府が中国の防空圏を通る韓国航空会社が中国に飛行計画を提出することを容認する姿勢に転じた
ことも歓迎した。（共同）
msn産経ニュース: 2013.12.15 19:21
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