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中国共産党機関紙・人民日報は10日、
「『韓流』と『嫌韓流』:文化輸出は謙虚さが必要」と題した記事を掲載した。
「韓流」旋風が20世紀末に吹き荒れ、昨年は「江南スタイル」が世界中を席巻。
肌の色や母語が異なる多くの人が韓国人歌手の「乗馬ダンス」をまねした。
韓国の文化コンテンツが世界中で流行っている理由は複数あるが、
韓国人が自身の歴史文化に強烈な自信と誇りを持っていることも大きいだろう。
70年代に経済が復興に向かい始めた時、韓国は自身の歴史文化の整理、保護を行い、
国内に「国史ブーム」が巻き起こった。自らの文化に対する熱愛ぶりが、
韓国の文化コンテンツが迅速に発展した社会基盤となったのである。
だが、最近は韓国国内で「嫌韓流」が広がっている。韓国の学者は
「韓国人は文化を単なる道具としてしか見ておらず、それが引き起こした問題の複雑性に気付いていない」
と指摘、「韓流の輸出」に対して反省すべきだと指摘する。
韓国人は「韓流」の輸出による貿易競争力や国家影響力の強化ばかりに目がいっており、
「双方向の文化交流」を長い間軽視してきた。「輸出」ばかりに力を入れていると、
韓国文化の「混雑性」を損ね、新たな魅力を減少させてしまう。
文化コンテンツが他の輸出製品と異なるのは、単方向の輸出が相手国の文化に対する自尊心を刺激するという点だ。
こちらの文化の優越性ばかりを過度に強調し、謙虚さを欠いた態度でいると、
双方の国民の感情に亀裂が生じることになる。
文化コンテンツは利益の追求もさることながら、責任感や使命感を持つことも大切だ。
国内では社会文化の形成に尽力し、海外では文化の平等な交流を推進すべきである。 (編集翻訳 小豆沢紀子)
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