【経済】朴政権の失敗 TPP参加は韓国の悪夢… 実質的なFTAで日本の下請け状態に[12/06]at NEWS4PLUS
【経済】朴政権の失敗 TPP参加は韓国の悪夢… 実質的なFTAで日本の下請け状態に[12/06] - 暇つぶし2ch1:荒波φ ★
13/12/06 09:49:29.51
韓国がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に参加すると表明した。
これまで韓国は二国間FTA(自由貿易協定)路線だったが、大きな方針転換だ。

貿易交渉は、二国間(バイ)と多国間(マルチ)がある。
少しでも貿易交渉を経験した人ならわかることだが、FTAなど二国間交渉は“何でもあり”だ。
二国間の力関係等がストレートに反映される。

一方、WTO(世界貿易機関)やTPPのような多国間交渉では、一方的に一国が攻められることもなく、
その合意は最大公約数の範囲内になる。ただし、ドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)が崩壊したように、
多国間交渉でもあまりに参加国が多すぎるとまとまらないので、TPPのような限定された多国間交渉が好まれている。

韓国はこれまで相手国を選びながら二国間交渉をしてきた。
しかし、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドとの二国間FTAはなかなか進んでいない。

そうしたなか、日本がTPPに交渉参加し、それらの国と一気に実質的なFTAが作られることになる見通しとなった。
そこで、韓国が焦ってTPP交渉に参加してきたわけだ。

これは、韓国にとってもリスクがある。というのは、TPPに入ると実質的に日本ともFTAができる。
これは韓国にとって悪夢といえる。というのは、韓国は日本と似たような経済構造だが、
基本的な技術では対応できずに、日韓貿易は韓国の大幅な輸入超過になる。

いうなれば日韓FTAでは韓国は日本の下請け状態になるわけだ。

また、韓国としては、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを後回しにしても、
中国とのFTAを優先していたわけだが、これも路線変更になる。

朴槿恵政権は中国重視の対外政策を実行してきたが、やはり中国は共産圏なのでうまくゆかず、
自由主義経済圏に回帰せざるを得なかったのだろう。これは朴政権の対外政策の失敗であろう。

このような失敗は、日本でも民主党へ政権交代した際に見られた。
米国への依存を低めて中国重視に転換するという意味で、日米中の「正三角形論」が主張された。
そして、日中韓サミットで日中韓FTA交渉が進められることとなった。

しかし、政権交代前から、日中韓FTAなどアジアだけの自由貿易圏構想の動きを見ていた米国は
いち早く行動してTPP交渉へ参加し、民主党時代の日本の中国重視を牽制(けんせい)するようになった。

自民党への再度の政権交代によって、今年7月にようやく日本がTPP交渉に参加したが、これで慌てたのが韓国だったのだ。

貿易交渉は、純粋に経済的な観点からのみ行うものでなく、その時々の国の安全保障と大きく関係している。
安倍政権は米国重視で一貫しているが、韓国の朴政権はかなり迷走している。

ここにきて貿易面で方向転換し、安全保障面でも、防空識別圏設定問題で中国としっくりこないので、
米国重視へ回帰する可能性があるだろう。どうなろうと日本は今のままのペースでいい。


(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一) 2013.12.06

URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch