13/12/02 21:19:19.91
>>1の続き
ここまでバカにされても、朴氏には対中重視外交を簡単に修正できない事情がある。
朴氏の支持率は、今年2月の大統領就任当初から下落したとはいえ、
韓国ギャラップが9~10月に実施した世論調査では56%と高水準を維持している。
対中外交の“成功”がその要因であり、朴氏の命綱なのだ。
ただ、防空圏問題は、沖縄県・尖閣諸島を断固として守る日本だけでなく、
戦後、東アジアの地域秩序を担ってきた米国に対しても、軍事台頭する中国が挑戦する構図となっている。
バイデン米副大統領は今月2日から日中韓3カ国を歴訪し、韓国では日米との連携を呼びかける方針だ。
朴政権としては、米国に同調すれば中国の怒りを買い、
中国に融和的な態度を示せば米国から裏切りとみなされる「コリア・パラドックス」(朝鮮日報)に陥っている。
本紙で『新悪韓論』を連載するジャーナリストの室谷克実氏は「朴氏は、
米中の間で中立を維持したいと思っている。しかし、韓国は米国と同盟関係にあるので、そんなことできるはずもない。
結局は『コウモリ外交』だ。だが、そのコウモリは、どこに向かって飛べばいいか分からなくなっている」と分析する。
中国による防空圏設定は、迷走を続けてきた朴外交への良いお灸となるのか。
それとも、お灸が燃え広がり、火だるまとなって墜落するのか。朴氏は、眠れない日々を送っているに違いない。
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