13/12/01 22:57:06.11
(台北 1日 中央社)日本の台湾統治を検証したNHKのドキュメンタリー番組内容をめぐる裁判で、
名誉毀損が認められた台湾原住民の女性は「最高裁は潔白を取り戻してくれた。ほっとした」
と安堵の気持ちを述べた。台湾の複数のメディアが伝えている。
先月28日の東京高等裁判所での判決を受け、
屏東県牡丹郷高士村に住む台湾原住民・パイワン族の高許月妹さん(84)は、
「訴訟はお金のためではなく、パイワン族の尊厳を取り戻すためだった」と改めて訴訟の目的を語った。
関係者の話によると番組内では月妹さんの父親が参加した日英博覧会の写真に
「人間動物園」の字幕を加えた上で、意味を歪曲して放送されたという。
訴訟の先頭に立った華阿財さん(=写真左1)は、当時日英博覧会に参加した原住民はパイワン族の精鋭で、
英国女王も狩りの様子や結婚などの儀式を参観し、翌年には植物学者が訪問し、
月妹さんの父親たちが接待したと“誇り”を語る。今回の高裁判決は、原告37人全員でなく、
1人への名誉毀損を認めただけだが、華さんは「不満だが、受け入れる」とコメントしている。
この裁判をめぐって原告側は番組内で
「人間動物園」や「見せ物」などと表現されたことで辱めを受け傷ついたとして訴えていた。 (編集:齊藤啓介)
URLリンク(japan.cna.com.tw)
【人種差別】「『人間動物園』という表現は差別」 NHKの台湾統治特集番組裁判、原告側が逆転勝訴[11/28]
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