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【北京時事】中国有力誌「財経」副編集長の羅昌平氏(33)が、同誌系列の研究所に異動したことが
分かった。羅氏は2012年12月、中国版ツイッター「微博」で、劉鉄男国家発展改革委員会副主任兼
国家エネルギー局長(当時)の腐敗を実名告発したが、習近平指導部がメディア規制の圧力を高める中、
今回の離職につながったとの見方が強い。中国メディアが28日伝えた。
羅氏は、司法問題や幹部の腐敗追及に強い調査報道記者として知られる。劉元副主任をめぐる巨額
金品の受領や、在日大使館時代の学歴詐称など疑惑を伝えた羅氏の実名告発に対し、元副主任側は
「中傷デマ」だと法的手段に訴える構えを見せていた。こうした中、共産党中央規律検査委員会が5月
「重大な規律違反」で調査に着手。8月には元副主任の党籍剥奪や刑事責任追及が決定した。
告発の正しさが立証された形となったが、調査報道記者への指導部の警戒が続いており、羅氏が報道
現場の第一線から外される圧力が働いたとの見方が出ている。羅氏は今後、同誌で取材・編集の仕事には
就かない。異動先の研究所では腐敗問題に関する研究を行うもようだ。
jiji.com: 2013/11/28-20:26
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