13/11/24 16:18:22.95
県が予算計上を見送り、横浜市は執行できる状況にないという朝鮮学校への補助金。
川崎市はどう対応するのか。十九日に就任した福田紀彦市長は、
就任会見では「別途、お話ししたい」と言及を避けたが、その判断に注目が集まる。 (山本哲正)
北朝鮮の核実験やミサイル発射を理由にした今回の措置。市は市議会の求めで、
学校を視察して予算執行を判断するとしている。
川崎市は、二〇〇一年施行の「子どもの権利条例」で民族、言語で少数の子どもにも、
その文化の享受、学習を保障している。条例以前も民族教育を認める立場から、
市内の初級学校二校に教材費や研修費を補助。
月約一万五千円の授業料の負担軽減に保護者に補助金を出してきた。
本年度は総額約八百四十万円を組んだ。
福田市長は見解を先延ばしにする理由が、市職員など現場の声を聞いてからなのか、
持論を話したくないだけかの問いに、「両方だ」と答えている。
現場は市長に問われたらどう答えるのか。市民・こども局の担当職員は
「川崎が多文化共生で外国人に対してオープンな行政をし、補助を続けてきたこと。
賛否両論ある事業と承知してもらおうと考えている」。一部の補助金流用を疑う声には
「教材費、研修費ともに正しく使われたと確認できた」という。
福田市長は、みんなの党の松沢成文参院議員にかつて秘書として仕え、
今市長選では強力な応援を受けた、いわば「秘蔵っ子」。
松沢氏は知事時代、反日教育のおそれがあるとして、支出を見直す可能性も示して一〇年十二月、
神奈川朝鮮中高級学校(横浜市神奈川区)を視察。
「教科書に辛辣(しんらつ)な表現もあったが、学校側は見直しを約束した。
子どもに罪はなく、外交上の問題と切り離して考えるべきだ」とし、補助金流用もないことから継続を決めた。
あらためて松沢氏に問うと、経緯は認めつつ、
県の情勢変化も踏まえてか「前知事としてのコメントは控えたい」とした。
川崎朝鮮初級学校は、市の視察を待つ。校長は
「なぜ今日本にいるかの理解に、日本が韓国を植民地にした歴史などに触れてはいるが、
これも反日教育と言われてしまうのだろうか」と考え込む。
拉致問題は「何の罪もない人を犠牲にした犯罪」と教えており、
「在日としてはつらいことだが、君たちは日本との友好の懸け橋になって」と児童に呼び掛けているという。
「独裁者崇拝など反日教育をしている。公金を使うな」
「川崎に住む子どもたちと北朝鮮を結び付けるのはおかしい」と、担当課に寄せられる市民の意見も分かれる。
担当職員は「現場職員で判断することではない」といい、こうつけ足す。
「続けるか、廃止かは市長判断になる」
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
【神奈川】任期満了の阿部・川崎市長「朝鮮学校補助金継続を。3割の在日朝鮮人(7割:韓国籍)の子供達に責任ない」[11/19]
スレリンク(news4plus板)