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中国紙・環球時報は21日、信頼できる消息筋の話として、
中国がフィリピンに向けて派遣した病院船「和平方舟」が予定通り、
21日に東シナ海艦隊の某軍港を出発したと報じた。フィリピン到着は3日後になる予定。
消息筋によると、具体的にどの被災地で任務にあたるかについては、
フィリピン政府やすでに被災地で救援活動にあたっている他国の軍隊と調整して決める。
中国外交部の洪磊報道官は20日、
「中国政府が派遣する緊急医療隊と中国紅十字会国際救援隊が近いうちにフィリピンに向けて出発する。
紅十字会傘下の第1陣救援隊が20日に発つ」と発表していた。
20日午後、中国紅十字国際救援隊の第1陣10数人が北京から飛行機でフィリピンに向けて出発した。
中国藍天救援隊の遠山隊長は「中国の民間救援組織としては1923年の関東大震災から90年ぶりの海外派遣となる」と語った。
中国紅十字会の趙白鴿常務副会長によると、今回派遣される救援隊員はいずれも四川大地震、青海地震、
今年4月の四川地震でも救援活動を経験している。
一方、西側メディアは中国救援隊の出発時期や中国とフィリピンの外交関係に強い関心を示している。
AFP通信は「中国はフィリピンと南シナ海の主権で争っているため、日本や米国、
スウェーデンの家具大手イケアよりも援助が少ない。これに国際社会から批判が起きている。
中国ネットユーザーの間からも政府がフィリピンに援助する気があるのかどうかと疑問の声が上がっている」と指摘した。
こうした国際世論に対し、趙副会長は「中国はもっと早くから救援を申し出ていた」と強調。
遠隊長も「21日にテント2000張、掛布団2000枚、薬品や医療設備、
その他多くの物資を持ってセブに向かって出発する」と反論している。 (編集翻訳 小豆沢紀子)
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