13/11/19 22:43:30.61
川崎市の阿部孝夫市長が十八日、任期満了を迎えた。
「エコ化、ユニバーサル化など五十年、六十年先の基礎になる仕掛けを埋め込んだ。
官僚だとか官僚でないとかのレベルの話ではない。皆さんの力で川崎の強みを守って」。
先の市長選で自身も攻撃対象になった「官僚」の言葉を持ち出しつつ職員に呼び掛け、
約七百人に見送られて三期十二年通った市役所を後にした。（山本哲正）
(中略)
川崎市は本年度、朝鮮学校への補助金支出を学校視察をしてから判断することにしている。
新市長の意向を気に掛けてか、十一月になっても視察は実施されていないが、
阿部孝夫市長はこの日の退任会見で、補助金は継続されるべきだとの考えを示した。
北朝鮮の核実験やミサイル発射を理由に、県は朝鮮学校への補助金の予算計上を見送り、
横浜市も執行できる状況にないという。
川崎でも支出停止を詰め寄る市議らもいるが、阿部市長は、第二次世界大戦時に米国に強制収容され、
虐げられた日本人の例を引き「後に大統領が謝罪した。戦争状態にあっても（市民は）直接関係ない。
まして子どもに報復するのが正しいのか」と述べ、子どもに責任はないとした。
市は独自の「子どもの権利条例」で、
民族、言語で少数の子どもが自分の文化を享受、学習することを保障している。
阿部市長はこれまでも「朝鮮学校には、北朝鮮だけでなく韓国の子もいる。
その子どもたちを日本政府が、自治体が、人質にとる行為が良いのか」と語っていた。
市によると、市内の朝鮮学校の児童は韓国籍の子どもが七割強を占めるという。
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