13/11/04 13:55:44.66
>>1の続き
(前略)
無形文化遺産にとどまらず、韓国では、仏教経典の木版大蔵経で最古とされ、
ユネスコ世界記録遺産に指定された「高麗大蔵経」のテーマパークを開いたり、
同じ記録遺産の漢方医学書「東医宝鑑」刊行４００年を記念したエキスポを開催したりと“文化遺産大国”の宣伝にも力を入れている。
「東医宝鑑」については、米国で韓国系企業の社長が記念切手を発行。「韓国文化礼賛」の手を海外にまで広げている。
６月には、文禄の役（１５９２年）で豊臣秀吉軍を破った韓国の英雄、李舜臣が記した「乱中日記」が世界記録遺産に登録された。
歴史認識をめぐり、日本批判の象徴となっている慰安婦問題でも、
元慰安婦女性らが暮らす「ナムヌの家」を世界文化遺産に申請しようという極論まで挙がる。
ドイツがナチスの収容所を遺産申請したように「旧日本軍の侵略現場に代わり、歴史の証言の場にすべきだ」というのだ。
日本が９月、九州や山口にある「明治日本の産業革命遺産」として「軍艦島」の呼び名で知られる長崎・端島炭鉱などを
世界文化遺産に推薦する方針を発表したところ、韓国世論が「強制徴用された韓国人が多数死亡した場所だ」と猛反発。
米ニューヨークでの日韓外相会談で、韓国外相が「世界遺産の精神にそぐわない」と推薦見直しを求めた。
こと、日本との歴史問題に関しては、よその国の世界遺産推薦にまで平気で口出ししてくるのだ。
(中略)
「東医宝鑑」にみられる漢方医学書や、金属活字本を韓国オリジナルの文化として、記録遺産登録したり、
韓国人が風水や甚だしきに至っては、漢字まで「韓国起源だ」と主張したりする動きが、
中国のネットで繰り返し取り上げられ、中国語で「嫌韓情緒」と呼ぶ嫌韓感情をあおってきた。
この東アジアの文化に関して、なんでもかんでも「われわれ発祥だ」とこじつける対象は当然、日本文化にも及ぶ。
韓国ナショナリズムにかかれば、剣道や茶道も「ウリ（われわれの）文化」にさせられてしまう。
日本のネットでは、この現象を皮肉って「われわれ（ウリ）」と「オリジナル」を掛け合わせ、「ウリジナル」と呼ぶ。
なんでもかんでも「韓国起源」と主張することを「ウリジナリズム」と揶揄（やゆ）されたりもする。
ネットを中心に韓国で最近、この過度な“ウリジナリズム”に自制を促す動きが出始めた。
韓国で「わが国発祥だ」「わが国最高」と自国文化に酔いしれることを
「国（クック）」と覚醒剤を指す「ヒロポン」とを掛け合わせて「クッポン」と呼ぶ造語が生まれた。
世界的ヒットとなった曲「江南（カンナム）スタイル」のダンスを外国人に強要したり、
さまざまな韓国文化について「あなたは○○を知っているか」と外国人を質問責めにしたりする風潮に対して、
ネットで「クッポン」だと批判する書き込みが見られるようになったのだ。
キムチが嫌いという外国人に対するバッシングにも、逆に「クッポン」批判の矛先が向けられる。
韓国の農林水産食品省（当時）が、米誌に掲載されたとする映画女優のブルック・シールズさんが
スーパーでコッチュジャン（唐辛子みそ）を手に取る写真を使い、「シールズさんは韓国料理が大好きだ」
と韓国料理のグローバル化をアピールしたことがあった。後にこれがでっち上げだったと判明し、“キムチ・ナショナリズム”に冷や水を浴びせた。
韓国の旅行客が九州や奈良を訪れ、文化財を前に「韓国文化の遺産だ」と悦に入る風潮は根強い。これに対し、
「日本の古代文化が全て韓国で作られたわけでない」と文化遺産に関し日本のオリジナリティーを尊重する著作を出版した韓国人大学教授も現れた。
「クッポン」批判の動きを受け、韓国紙、朝鮮日報の論説委員の一人はコラムで、
「本当に自信のある人は自分自身や自国の事物に対し『最高』『最大』『最初』などとは言わない」と指摘し、こう結んでいる。
「自らを客観的に見ることを知らない人は反省もできない。自国の事物を『よいもの』と認識するなら、他者の事物の美しさや、
込められた知恵についても知ろうとするバランス感覚がいる。そうしてこそ、他者の事物から学ぶこともできる」（外信部記者）
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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