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■「小説・ドラマ・映画から歴史を習います」が47％
全国歴史教師会と歴史教育研究所が今年5～6月に全国の中3・高2の男女生徒1282人を
対象に実施したアンケート調査は、生徒たちの歴史認識だけでなく関心事、学習方法・経路
に関する様々な現実を見せる。その一つが歴史知識習得の出処だ。回答者の47％（5項目
から2個の複数回答）が、「歴史小説やドラマ、映画」から知識を得ると答えた。フィクションや
ファクションの虚構が正確な歴史認識に否定的影響を及ぼしかねないという歴史学界の憂慮
が実際に現れた数値と見ることができる。「歴史の授業と歴史教科書」(80.0％)の次に高い
数値だ。28.5％は「教科書以外の歴史の本」と答えた。「友人や大人たちの話」は17.8％、
「インターネット検索」は14.6％という調査結果だった。
教科書、歴史の本、ドキュメンタリー、史劇・映画など様々な媒体の中で最も正確な情報を
含んでいる媒体を尋ねる質問には、72.9％(2個の複数回答)が「教科書」と答えた。「教科書
以外の歴史の本」(60.0％)、「ドキュメンタリー」(46.4％)も信頼度が高かった。「インターネット
のブログ記事」は9.1％、「テレビ史劇、歴史映画」は4.8％だった。
回答者は「韓国史でもっと習いたいこと」として、「歴史上の人物にまつわる話」(52.3％、複数
回答)を最も多く挙げた。以下、「革命運動など重要な政治的事件」(48.1％)、「昔の人々の
生活や文化にまつわる内容」(35.1％)、「他国との戦争に関する内容」(33.4％)の順だった。
「学校で歴史を習うことで自分にどんな変化があることを望むか」という質問には、「新しい
歴史知識をさらに多く知る」とした回答者が57.4％(2個の複数応答)で最も多かった。「過去の
経験と今日の状況を結びつけて理解する力を育てる」が47.6％、「大韓民国の国民としての
自負心を感じる」が40.3％だった。＜中略＞
韓半島での戦争の可能性については、「韓国と北朝鮮が互いに理解して協力すれば戦争は
起きないだろう」という回答が31％、「北朝鮮がその気になればいつでも戦争が起きる可能性
がある」という回答が30％でほぼ同数だった。
統一に関する主張の中で自分の考えと最も近いものを選ぶようにとの質問には、「南北が交流
して相互理解を拡大したうえで統一について相談した方が良い」という返事が41％で最多だった。
「生まれ変わったら大韓民国に生まれたいか」を尋ねる質問の答は「はい」と「いいえ」が50％で
二分された。「生まれ変わりたい理由」としては「ウリの伝統と歴史が誇らしい」(43％)を挙げる
回答者が最も多かった。「生まれたくない理由」の中で最多の回答は「入試に対するストレスが
大きい」が60％で最も多かった。「不正腐敗した政治家が多い」、「個性を無視して画一的だ」が
それぞれ14％だった。
「一番幸せな未来の大韓民国」を尋ねた質問には、「犯罪から安全で戦争の脅威が無い国」が
54.5％(複数回答)、「福祉制度が充実して民主主義が定着した国」が51.9％であった。
▽ソース：京郷新聞（韓国語）（2013-10-30 23:03）
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