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【北京時事】1日の中国メディアの報道によると、
習近平指導部でテロ対策を統括する孟建柱・共産党中央政法委員会書記（政治局員）は31日、
北京・天安門前で起きたウイグル族容疑者によるテロ事件の背後に、
中央アジアや西アジアに拠点を置くウイグル独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動」（ETIM）の指示があると述べた。
中国政治の中枢である天安門に車が突入・炎上したテロ事件後、国家指導部の発言が伝えられたのは初めて。
ETIMは、2002年9月に国連安保理でテロ組織と認定され、
中国政府は、中央アジア諸国など周辺国と協力し、
メンバーを「テロリスト」として相次いで手配するなど徹底した摘発を進めている。
新華社電によると、孟書記は、ウズベキスタンの首都タシケントで上海協力機構（SCO）のテロ対策機関を視察した際、
天安門前のテロ事件を報告。この中で「組織的かつ計画的だ」と述べた。
さらに「テロリズムは全人類共通の敵だ」と批判。暴力テロ犯罪の摘発を中国政府がさらに強化する方針を示した。
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