13/10/26 10:47:13.55
URLリンク(image.chosun.com)
▲朴槿恵大統領はヘーゲル米国防長官と会った席で日本の過去の歴史認識を強く批判した。
2020年東京五輪誘致は放射能というオリンピック史上前代未聞の難関を克服した、日本外交の
勝利だ。国際舞台での正確な判断と分析に基づいた‘戦勝ニュース’だ。しかし、2020年東京五輪
に対する韓国国内の反応を見れば、日本を否定的に見る世界観が韓国の大勢という感じがする。
五輪誘致発表以前はもちろん、開催地に公式に決定された後も2020年五輪に関する分析と予想
が殆どない。
さらに韓国紙の記事の多くは否定的で陰うつな内容で満たされている。誘致決定が下される直前
まで韓国の新聞に載った記事を見てみよう。‘世界ネチズン東京五輪誘致反対署名運動’、‘東ア
ジア外交摩擦で日本2020年五輪誘致非常’、‘福島原発事態、日本五輪誘致努力に脅威’…。
これは2008年北京五輪開催が決定された2001年7月当時の国内世論と対照的だ。‘北京五輪
が韓国経済に及ぼす影響’、‘北京特需ためらえば絵に描いた餅’、‘北京五輪後の中国の変化と
韓国の対応’、‘北京五輪と中国の雄飛’、‘中国観光誘致拡大支援方案’、‘北京五輪の韓半島
平和統一効果’…。当時の状況をインターネットで調べれば、文の種類も多く内容も友好的で肯定
的だ。
東京五輪に関する否定的記事は誘致決定後さらに増える。放射能被害と地下水汚染問題によっ
て五輪開催が難しくなるかも知れないといった記事が多い。左翼傾向の日本の団塊世代の知識
人の文があたかも日本全体を代弁する文に化けて韓国に伝えられた。
東京五輪によって2024年五輪を準備してきた釜山市が茫然自失したという。スペインやトルコが
東京を抑えて2020年五輪誘致をするだろうと釜山五輪を準備したという。釜山の情勢判断基準は
全世界が中国と小中国の韓国を中心に動くと考えた朝鮮朱子学世界観と似ている。釜山がどこま
で準備したかは知らないが、五輪開催をめぐる幕後スポーツ外交の流れに関心を持っていれば、
全く違う対応策を模索しただろう。
(中略:日本の外交戦略>>2-5あたり)
韓国紙は五輪競技場建設を90%近く終えたスペイン、マドリード、ムスリム国家として初の五輪開
催国になるトルコが2020年の主人公になると予想した。予想ではなく、‘希望事項’に見える。日
本が誘致国になるとの予想はIOCの最終発表まで一度もなかった。大部分の韓国人が東京五輪
開催のニュースに「びっくり」驚いたのは当然だ。
五輪開催自体は世界史を騒然とさせるほどのことではない。しかし‘小さな魚’に対する姿勢を見
れば、‘大きな魚’を料理する能力の有無が分かる。東京五輪開催を賛美するのではない。東京
に最終決定されるで見せた日本と他国間の水面下外交に対する韓国の無関心が残念なだけだ。
日本という国は、韓国に対する日本、中国に対する日本に終わらない。国際舞台での日本という
枠組みの中で対応する時、答えを求めることができる。
ユ・ミンホ・米国ワシントンDC所在‘パシフィック21’所長
ソース:朝鮮日報(韓国語) '放射能'突き抜けて2020年東京五輪誘致した日本外交、韓国は?
URLリンク(news.chosun.com)