13/10/26 10:47:29.63
>>1の中略部分
2020年五輪誘致と関連したスポーツ外交のハイライトは日本-フランスの連帯だ。五輪は3回、す
なわち12年内には同じ大陸で行わない暗黙のルールがある。フランスは五輪誘致を目指す国だ。
2008年、2012年五輪誘致を希望したが、中国北京と英国、ロンドンに敗れる。日本もフランスのよ
うに、2008年から五輪誘致を希望して以来2016年、2020年の誘致戦に飛び込んだ。パリはすで
に二回、東京は1964年五輪を開催した有経験国家という共通点を持っている。
ヨーロッパのフランスとアジアの日本は敵であると同時に同志にもなれる。同一大陸での五輪誘
致猶予期間が12年だからだ。両国は同時に決勝に上がらない限り、互いに助ける同志関係を築
ける。2020年五輪がそうだ。スペイン、マドリードが五輪を誘致すれば、同じヨーロッパ圏のパリ五
輪誘致は2032年以後になる。敵の敵は友だ。フランスはスペイン打倒のため、‘日本の友人’に
変身。両国だけの暗黙的約束だが、日本は2024年パリ五輪開催を支持する最高の友人に変身
するだろう。(中略)
筆者の主観的判断だが、特別な理由がない限り2024年五輪開催地はパリが落札するだろう。日
本の支持を土台にしたアジアとアフリカ親日国家の票がフランスに集まることになるだろう。今年9
月8日日曜日の朝、アルゼンチン、ブエノスアイレスでの2020年五輪誘致決定戦でスペインが1
次投票から脱落したのはこうした水面下の政治の結果だ。トルコ、イスタンブールは事実、誘致決
定戦前から相手ではなかった。トルコ人たちは五輪誘致を4年ごとにめぐる政治的イベント程度に
考えている。イスラム国家のトルコに対するヨーロッパの見えない差別と境界は日本開催を確信さ
せる絶対定数だった。
以上