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>>267
従軍慰安婦の像や碑の設置や計画が相次ぐ米カリフォルニア州で、日系人社会が揺れている。
猛反発して抗議する日本人や日系人がいる一方、一部の日系人は戦時中の強制収容の
苦い記憶を挙げ、「同じ戦争被害者」として心を寄せる。
ロサンゼルス近郊のグレンデール市の市議会議場。7月9日、多くの日本人や日系人が傍聴席を占めた。
「慰安婦は韓国のでっち上げ」「強制の証拠はないはず」「日本だけの問題ではない」。代わる代わる発言に立ち、
否決を求めた。地元在住の元通信社記者の日本語新聞を通じた抗議の呼びかけに応じ大挙して詰めかけたのだ。
「抗議のしずくが津波となった」とロサンゼルス・タイムズ紙は表現した。
だが、結果は4対1で可決。「日本を責める像ではない。13~14歳の少女が慰安婦となった悲劇と
戦争の恐ろしさを伝えるためだ」(ローラ・フリードマン市議)との意見が勝った。
一方で式典では2人の日系人が壇上に立ち、設置を支持した。祖父母が日系人強制収容所で
亡くなったというマイク・コダマさんは「日系も韓国系も同じ米国人」。3世のキャシー・マサオカさん(65)は
「歴史を否定する人とは違う見方をしていると言いたくて、ここへ来た」。米政府に強制収容への謝罪と
償いを求めて長年活動してきただけに、元慰安婦たちにも共感するという。
「謝罪と償いを重ねることは、被害者の癒やしになる」と話した。
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