【韓国】崇礼門(南大門)の彩色剥落で、数百年前の伝統技術の再生は意外と難しいという教訓を得た … 中央日報社説 [10/10]at NEWS4PLUS
【韓国】崇礼門(南大門)の彩色剥落で、数百年前の伝統技術の再生は意外と難しいという教訓を得た … 中央日報社説 [10/10] - 暇つぶし2ch1:犇@犇φ ★
13/10/10 05:20:06.70
■[社説] わずか5ヵ月で剥落した崇礼門の垂木の丹青

崇礼門の垂木の一部で丹青が剥落して無残な姿を表わした。文化財庁によれば丹青が
剥落する現象は今年5~6月から感知され、今までに何と20ヵ所余りで発見されたという。

もちろん丹青は日光・湿度・風など周辺環境により剥落と退色が進むものだ。だが、今年
5月4日に5年3ヵ月間の復旧工事を終えて盛大な復旧記念式を執り行ったわずか5ヵ月
後だという点で驚くべきだ。崇礼門の丹青工事を担当した洪チャンウォン丹青匠は8日の
現場説明会で、「伝統顔料と膠(にかわ)を使ったために起きたものだと思う」と丹青剥落の
原因を推定した。検証が完全でない状態で伝統技術を考証して適用する過程で問題が
生じたというわけだ。

崇礼門の復元工事は伝統技術を生き返らせて復旧作業を進め、完工当時、国民に伝統
文化に対する自負心を抱かせる業績だと評価された。丹青作業も化学物質を使わないで
伝統方式を守って作業を進めた。だが、数百年前の技術を生き返らせて現場に適用する
ことが思ったよりも容易ではないということが、今回のことで分かったわけだ。丹青が剥落
したのはこのような試行錯誤の一つと見るべきであろう。

問題はこれを正す過程だ。私たちは、崇礼門復旧を比較的円満に終えることができた原動
力の一つとして、急ぐことなく落ち着いて事を推進したという点を挙げる。伝統職人と学者・
専門家が知恵を集めて多様な調査・研究を経て徹底した考証をしたことで、原型を最大限
生かすことができたということだ。

同じように今回の丹青事件も、急いで事を弥縫しようとしては困る。十分な時間をかけて
原因を徹底的に究明し、落ち着いて解決策を探すのが正しい。崇礼門復旧当時、「火災と
いう不幸を、韓国伝統文化復元の水準を一段階高める機会とし、禍を転じて福となす契機
にした」という評価を受けた。同じように丹青職人らと文化財関係者らは、今回の機会に
伝統技術を完全に復元して習得し、韓国の丹青水準を飛躍させる踏み台とすべきだろう。

▽ソース:中央日報(韓国語)(2013.10.10 00:01)
URLリンク(joongang.joins.com)
URLリンク(news.naver.com)

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