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[社説/10月9日]日本裁判所'嫌韓デモ'賠償判決注目する
日本裁判所が侮辱的発言をして嫌韓デモを行った日本右翼団体に損害賠償判決を下した。京都地方裁判所
は一昨日、京都朝鮮学校周辺で韓国人を卑下する内容のデモを行った右翼団体‘在日朝鮮人の特権を許さ
ない会(在特会)’の幹部9人に1,226万円(約1億3,600万ウォン)を学校側に損害賠償し、学校の半径200m以内
の集会も禁止すると判決した。裁判所は「在特会の行動は在日朝鮮人に対する差別意識を助長しようとする
意図があり、人種差別撤廃条約が禁止する人種差別に該当する違法」と明らかにした。日本で特定民族に対
する差別的憎悪の表現に対して損害賠償判決が下されてきたのは初めてだという。
考えてみれば至極当然でかえって時遅しという感があることもまた事実だ。安倍総理の再執権以後、日本の
反韓デモが頻繁になり、発言内容が露骨化するなど危険水位を越えたのに日本社会の批判と牽制はきちん
と行われることがなかった。今回損害賠償判決を受けた在特会は学校近くで拡声器で「(朝鮮学校は)北朝鮮
のスパイ養成所」、「犯罪者として教育を受ける子供たち」、「キムチ臭い」等の差別的発言を続けた。今年初
めには韓国人がたくさん暮らす東京と大阪などで「朝鮮人を殺せ」という極言までした。日本の国内法に人種
差別に対する処罰条項がないにもかかわらず今回損害賠償判決が下されてきたのはそれだけ事案が深刻
であることを認めたわけだ。
日本右翼の度を越した嫌韓デモは日本国民の全般的な右傾化の流れとも関係なくはない。自衛隊を素材に
したアニメーションとドラマが大衆に大きな人気を得るかと思えば、靖国神社参拝や過去史の否定に対する
賛成の立場も大きく増えたのが日本社会の実状だ。
韓日両国の政府間疎通が閉塞した状態で日本社会まで従って右傾化する現実は両国関係の将来に濃厚な
陰をおとす。幸い日本のマスコミが今回の判決に対し「司法府の警告を受け入れなければならない」と肯定的
に評価した姿勢に注目する。今回の判決が日本右翼、さらに日本社会全体に常識と正道を悟らせる契機に
なることを期待する。
ソース:韓国日報(韓国語) 入力時間 : 2013.10.08 21:03:35
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