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韓国のコミュニティーサイト「ガセンギドットコム」の掲示板に
「台湾の人気司会者が10月5日に反韓・嫌韓デモをする予定」とのスレッドが立てられたところ、
韓国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
スレ主は、台湾の人気司会者が反韓・嫌韓デモに参加するとの記事を取り上げるとともに、
日本のネットユーザーの反応を紹介した。
記事によると、台湾の人気司会者・郭子乾（グオ・ツーチエン）氏が10月5日に台北で反韓デモを計画している。
開催予定のデモには、36人の台湾人の芸能人らが賛同を寄せているという。
発端は、郭氏が2012年1月、ソウルの高級ホテルに宿泊した際に起こった事故。
部屋にあったポットの底が脱落し、郭氏は太ももに熱湯を浴び、やけどを負った。
その後、ホテル側が不誠実な対応をしたため、郭氏は怒り、損害賠償を求めて韓国の裁判所に訴えた。
しかし、韓国の裁判所は「全ては郭氏が故意に起こした騒動であり、ホテルの名誉を傷つけるためのねつ造」
と郭氏の訴えを退ける判決を下した。これに郭氏は激怒し、今回の反韓デモの呼びかけに至ったという。
この記事に対する日本人のネットユーザーの反応は、大半が「いいね」、「台湾がんばれ」、
「台湾はもともと嫌韓感情が高いので、すばらしいものになる」などと、台湾の司会者を支持する声が多数寄せられた。
一方、韓国人のネットユーザーからは「卑しい」、「非常識」、「なぜポットの会社を訴えないの？」
などと、台湾の司会者を批判する声が上がった。
また、「個人の不満を国レベルにすり替えるのはどうか」といった指摘や、
「反韓デモの大義名分を作るためにポットを操作したのでは」、「反韓のための自作」との意見もあった。
また、「台湾も日本も呆れる」、「日本と台湾は島国で似た者同士」といった発言も見られた。
韓国の裁判所は、長崎の対馬の仏像盗難事件でも話題となったが、国際的に見て意外な判決が下されることがある。
今回の台湾の司会者の事故でも納得がいく判決ではなかったようだ。（編集担当：李信恵・山口幸治）
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