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自家製“母乳石けん”がネットで大人気＝専門家は「品質の保証がない」と注意を呼びかけ―中国
2013年9月24日、中国のインターネット上では最近、母乳が余った母親が自家製の「母乳石けん」を作って販売するのがブームになっている。
しかし、専門家は品質の保証がなく、由来成分を識別するのも困難だとして購入者に注意を呼び掛けている。海峡都市報が伝えた。
記者が中国のショッピングサイト・淘宝網で母乳石けんを検索すると、実に2500種類以上の商品が見つかった。
母乳石けんを販売するネットショップの1軒に連絡を取って話を聞くと、同店で販売する商品は1セット3個入りで、価格は12．8元（約206円）。
この30日間に29セット87個が売れたとのこと。商品の製造には時間がかかるため、在庫がない場合は事前に予約して購入する必要がある。
母乳石けんはネット上での購入者の評価が概して高い。制作者によれば、石けんの作り方は冷製と加熱の2種類ある。
冷製の場合はオリーブオイル、パームオイル、ココナッツオイルを母乳と混ぜ合わせて一定時間をかけて冷やし固めるが、
加熱の場合は母乳と石けんだけを混ぜ合わせる。
福建省消費者協会の責任者は「現在ネット上で販売されている母乳石けんは、いずれもネットユーザーの自作で品質の保証がなく、
本当に母乳で作られたものかどうかも購入者には判別が難しい。
使用時に問題が発生しても賠償を求めるのが困難なため、購入にあたっては気をつけてほしい」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/碧海)
レコードチャイナ 配信日時：2013年9月26日 8時0分
URLﾘﾝｸ(www.recordchina.co.jp)