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【国内】在日コリアンも事情があってこの国で生きてきた…ヘイトスピーチに「NO」 ミュージシャンたちが立ち上がった★4[09/22] - 暇つぶし2ch1:帰って来た仕事コナカッタ元声優φ ★
13/09/22 16:56:57.04
在日コリアンらの排斥を掲げ、東京・新大久保や大阪・鶴橋などで続くヘイトスピーチ(憎悪表現)デモ。差別をあおり立てるデモに、
さまざまな形で「NO」を突きつけるミュージシャンが出始めている。

 「アリラン アリラン アラリヨー アリラン峠を越えて行くー」。朝鮮民謡をギターで弾き語りした後に、
ロックバンド「ソウル・フラワー・ユニオン」のボーカル、中川敬(たかし)さん(47)は呼びかける。「みんな、仲良くしようぜ」

 「カウンター」と呼ばれるヘイトスピーチへの抗議活動に賛同する「反レイシズム(人種差別主義)著名人メッセージ」に寄せた映像だ。

 「アリラン」を歌うようになったのは、1995年の阪神大震災後、仮設住宅で行った出前ライブがきっかけだ。
在日コリアンが多く、被害も大きかった神戸市の長田地区でリクエストを受け、歌い始めた。90年代後半には北朝鮮と韓国でライブを行った。

 「当たり前のことやけど、そこにいるのは同じ人間。人間同士の付き合いがあれば、レイシズムなんてものはなくなっていくよ」と話す。

 転校を繰り返しながら、関西で育った。高校生の時、コリアンタウンの大阪・鶴橋の駅で通りすがりの女性を見て
「あの子かわいいな」と言うと、隣の友人が言った。「あれ、チョンコ(在日コリアンの女の子)やで」。生まれて初めて、
身の回りにある「差別」を意識した。嫌悪感が、胸に広がった。

 同じ鶴橋で、女子中学生も参加してヘイトデモが行われているのを知った。「朝鮮人を殺せ」「ソウルを火の海にしろ」。
自分が大切にしてきたものがおとしめられていると感じた。

 6月に発売したアルバムの一曲「踊れ! 踊らされる前に」にはこんな一節がある。
「荷車の絶唱と/慟哭(どうこく)は続く/断末魔のレイシズムが/身悶(もだ)えている」
  ◇  ◇
 2020年の東京五輪が決まった今月8日。結成25年のロックバンド「イースタンユース」のボーカル、
吉野寿(ひさし)さん(45)は、新大久保で行われたデモに抗議する群衆の中にいた。カウンターに参加するのは5回を超す。
デモは韓国学校の無償化反対を掲げながら、「朝鮮人は半島に帰れ」などとヘイトスピーチを繰り返した。

 「帰れ」「このデモを中止させろ」。思わず叫んでいた。

 子どもの頃から周囲になじめず、教室の窓から外ばかり眺めていた。人が集まると「暗黙の了解」ができることに違和感があり、
中学校3年になると学校に行かなくなった。進学した工業高校も8カ月で辞めた。

 そんな自分に、パンクロックは「異端」の立場からの表現だと映った。
「こんな自分でも生きていていいんだ」。初めて居場所を得た気がした。

 多様性を否定するヘイトスピーチはその対極にあると思う。「出自で差別する自由はないし、
それを認めれば本当の自由が台無しになる」

 標的の在日コリアンも、事情があってこの国で生きてきた。「どうにかなじんで世代をつなぎ、折り合いを付けてきた。
それを壊して何をしたいのか。入り交じって影響され合うから面白いし、それが人生だと思う」【神足俊輔、小泉大士】

ソース 毎日新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
2013/09/22(日) 10:12:44.82
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