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麻薬の幻覚状態で航空機内で騒ぎを起こした男女のカップルが警察に捕まった。
釜山（プサン）江西（カンソ）警察署によれば去る18日の午前6時40分頃、フィリピンのセブを出発
して釜山・金海（キムヘ）空港に到着予定だった飛行機内で、乗客のチェ某容疑者（29歳・女）が
いきなり「フィリピンで見知らぬ男に性暴行に遭った」と騒ぎを起こした。
これに驚いた乗務員が詳しい経緯を尋ねたが、チェ容疑者はしどろもどろしながら身体が安定
しなかったり席に小便を漏らすなど、1時間ほど奇妙な行動を取った。それにチェ容疑者の隣り
の座席に座っていた同行のパク某容疑者（35歳）も怒鳴るなど機内を騒々しくさせた。乗務員は
結局この2人を警察に届けた。
乗務員の申告を受けた金海空港警察隊は、2人が金海空港に降りてすぐ逮捕して釜山江西
警察署に引き渡した。
警察の調査の結果、「強姦に遭った」と言うチェ容疑者の主張は事実ではない事が判明した。
代わりに交際関係のこれらが去る10日、フィリピンのセブに旅行を行って現地で購入したヒロポン
を3回にわたり投与した事実が明らかになった。
これらは警察で、「帰国を控えて去る15日から投与を止めた」と供述したが、幻覚状態は帰国
するこの日にも持続していた事が分かった。チェ容疑者の主張は根拠のない幻覚症状だった。
警察の関係者は、「ヒロポンの経路などに対しての調査をした後、逮捕状を請求する方針だ」と
明らかにした。
ソース：NAVER/朝鮮日報（韓国語）
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