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政府が福島をはじめとする日本8県の水産物輸入を禁止して8日目の16日、日本水産庁の官吏
が韓国を訪れた。食品医薬品安全処は「韓国の特別措置に対する日本の立場を伝えるために日
本水産庁の香川謙二増殖推進部長が新薬処を訪問した」と明らかにした。
日本水産庁幹部の訪韓は両国間の神経戦が続く微妙な時だった。韓国政府は日本が自主的に
出荷を止めた50水産物だけ‘輸入禁止’対象として去る9日、輸入禁止対象を拡大する‘特別措
置’を取った。すると日本は直ちに「科学的な根拠に基盤にもとづいて対応して欲しい」(スガ・ヨシ
ヒデ日本官房長官)として遺憾を表わしたし、極右指向の産経新聞は去る14日日本が韓国を世界
貿易機構(WTO)に提訴する方案を検討していると報道した。
両国間の神経戦が続く中、この日の香川局長の韓国海洋水産部訪問は失敗に終わった。本来、
新薬処を訪問する予定だった香川局長は合間に海洋水産部に先に立ち寄ろうとしたが、海水部
が断ったのだ。海水部は「私たちは(検疫などに関する)権限がない」という理由を挙げたが、政府
の一部では‘会っても日本水産庁が自国に帰って広報する名分を与えるだけ’という言葉が出た。
香川局長はこの日午後、新薬処のチャン・キユン濃縮水産物安全局長と会ったが特別な成果を
上げられなかった。8県の水産物輸入禁止解除を願う日本の立場についてチャン局長は‘放射能
汚染水関連情報の共有が迅速になされなかった’点を指摘して対抗した。面談が終わった後、新
薬処は「政府の措置は不確かな状況で国民の安全を考慮したものと説明して(日本に)迅速な情
報提供を要請した」と明らかにした。
ソース：京郷新聞(韓国語) ‘水産物神経戦’…韓国きた日水産庁局長海洋部訪問拒絶されて
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