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ロシア国営放送「ロシアの声」は１１日、
釣魚島（日本語名称：尖閣諸島）を日本が「国有化」して１年を迎えたことに合わせ、
中国と日本の現状についてのロシア専門家の見方を紹介した。内容は以下のようなものだ。環球網が伝えた。
「国有化」から１年を迎え、日本と中国は相互に挑発し合った。
日本は無人島に公務員を常駐させる計画に改めて触れ、中国は問題の水域に中国海警船８隻を派遣した。
こうしたことは氷山の一角だと、ロシア科学院極東研究所の専門家、ワレリー・キスタノフ氏は指摘する。
同氏は「中国と日本は軍備を競い合っている。いずれの国の動きも民族主義的色彩が強く、
愛国主義を弄んだことにより、両国国民の間の好感度は最低の水準まで下がった」と指摘。
先ごろの民意調査では、日本人の９３％が「中国人に良いイメージを持っていない」と回答。
また中国人の９０％は「日本人が嫌い」だとした。
同氏は「調査結果は両国が驚くほどのものだった。
相互不信感、非友好的な雰囲気は過去最も高い水準となっている」と分析した。（編集翻訳 恩田有紀）
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