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韓国紙・朝鮮日報は１２日、ｉＰｈｏｎｅの廉価版を発売した米アップルに対し、
サムスン電子の手法を真似ているとの批判があがっていると報じた。１３日付で環球網が伝えた。
記事によると、アップルはこれまで年に１度、高級製品を発売し、「高いのが嫌なら他の製品を買えばよい」という態度だったが、
現地時間の１０日、カリフォルニア州の本社で新製品の発表会を開催し、「ｉＰｈｏｎｅ５ｓ」と同時に廉価版の「ｉＰｈｏｎｅ５ｃ」をお披露目、
「高いのが嫌なら廉価版をどうぞ」という態度に変わった。
記事は、廉価版を販売するというやり方は「サムスンを真似している」と指摘する。「ｉＰｈｏｎｅ５ｃ」は世界最大のスマートフォン市場である
中国をターゲットにした製品で、サムスンにとっては強力なライバル出現となった。世界のスマホ市場は成熟段階に入り、
売れ行きも以前のように爆発的なものではない。
中国だけは例外だが、アップルの中国市場におけるシェアは今年第２四半期でわずか４．３％。サムスンの５分の１でしかない。
苦戦の原因は中国移動（チャイナ・モバイル）がｉＰｈｏｎｅを取り扱っていないこと。アップルが以前、厳しすぎる条件を提示したため、
中国移動はｉＰｈｏｎｅを取り扱わないことに決めたのだ。
だが、アップルが今回発表したｉＰｈｏｎｅ５は中国移動の第４世代移動通信ネットワーク（４Ｇ）に対応している。
中国移動は今年の年末に４Ｇサービスを開始した後、ｉＰｈｏｎｅの販売を開始、アップルとサムスンの中国市場をめぐる争奪戦が火ぶたを切る。
日本でも今後、中国と同じような状況がみられるようになる。中国移動と同様にｉＰｈｏｎｅを販売してこなかったＮＴＴドコモも、
２０日からｉＰｈｏｎｅを販売することを決定した。
サムスン電子モバイル部門の申宗均（シン・ジョンギュン）社長は「アップルが本格的に中国と日本の市場に進出する。
われわれはさらに力を入れて中国と日本での市場争いを勝ち抜いていきたい」と語った。（編集翻訳 小豆沢紀子）
XINHUA.JP 9月14日(土)12時59分配信
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