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【よく分かる日韓基本条約の真実】
そもそも日韓基本条約とは何だろうか？ この名目は単なる経済発展支援なのだが、その背景にはかなり根深い物がある。
それを説明する前に、簡単に日韓基本条約のことを説明しよう。
1965年に締結された日韓基本条約によって、日本は韓国に無償で3億ドル、有償で2億ドル、民間借款で3億ドルの計8億ドルを支払っている。
当時の、韓国の国家予算の2.3倍の金額だ。
『日本と戦争もしていない韓国』に、バカ高い金額を支払っているのが分かる。
さて、これによって日本と韓国には以下のような取り決めがおこなわれた。
『両国間の財産、請求権一切の完全かつ最終的な解決の確認、それらに基づく関係正常化』
つまり、『日本の賠償によって、問題は全て完全に解決している』のだ。
韓国の言い分としては、『個人への賠償は別』と言うことらしいが、これは『本気で何を言っているか訳が分からんキ○ガイ発言』だ。
勿論、8億ドルの中には『個人に対する補償』も含まれていて、更には『北朝鮮に対する賠償金』すらも韓国が受け取っている。
韓国の主張である『強制徴用』や『従軍慰安婦』などについても『突っ込みたい所は山ほどあるが』、それは本旨ではないので次の機会にしよう。
さて、本題に入ろう。皆さんは『李承晩（リショウバン）ライン』と言うものをご存知だろうか？
李承晩ラインとは、1952年1月18日、当時の韓国大統領の李承晩が『一方的』に『独断』で、自国周辺の公海上に突如設定した『排他的経済水域』だ。
つまり、韓国の大統領が何の脈絡も無く、公海上の天然資源や水産物を独占しようとした訳だ。
それによって、日韓基本条約によって李承晩ラインが破棄されるまでの13年間に、李承晩ラインによって多くの日本人犠牲者が出た。
被害者は『日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人』にのぼった。死者の中には、娘が生まれたばかりの若い漁師も居た。
日本政府は李承晩ラインを解決するにあたり、日本人抑留者の返還と引き換えに、
『常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免』し、『在留特別許可』を与えた。
そして、韓国政府は、日本政府が摘発した『韓国人密入国者』、『重大犯罪者』、『政治犯』等の強制送還は『拒絶』し、
『日本国内に自由に解放』するよう要求した。
李承晩ラインは竹島問題とも深く関わっているので、詳しくはググって欲しい。
日韓基本条約によって、バカ高い金額を支払い、『両国間の財産、請求権一切の完全かつ最終的な解決の確認、それらに基づく関係正常化』を
要求した政治家の心情を察してやって欲しい。さぞかし韓国の対応にウンザリしていたことだろう。
もう二度と、このようなことを繰り返してはならない。先人達の犠牲や苦悩を無駄にして、謝罪や賠償をしてはならない。
例え、今ここで謝罪と賠償をした所で、彼らは何年か経てばまた謝罪と賠償を要求するのである。
私達の子孫に、その苦悩を先送りさせてはならないと強く私は思う。