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【ソウル聯合ニュース】
北朝鮮の張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員が江原道・元山に建設中の馬息嶺スキー場を活用し、
2018年に韓国・平昌で開催される冬季五輪について南北で共同開催できるとの見解を示した。
米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が3日、報じた。
張委員はVOAの電話インタビューに対し、平昌冬季五輪を念頭に同スキー場を建設していると明かし、
「スキー場は国際大会にも使用し、可能であればオリンピック競技にも利用する」と話した。
ただ、五輪の南北共同開催はIOCや国際スキー連盟(FIS)などと議論する必要があり、簡単に決定できる問題ではないとの認識も示した。
また張委員は、同スキー場が少数の特権階級のための施設だという指摘について、
「一般の青少年や人民のためのスキー場だ」と述べ、これを否定した。
北朝鮮のこうした姿勢は、このほど国連の制裁決議に伴うぜいたく品の禁輸措置により
スイスやオーストリア、イタリアからリフトなどスキー場関連設備を輸入できなかったことへの不満を示したものとみられる。
これに先立ち、北朝鮮体育省の元吉宇(ウォン・ギルウ)次官は今月1日、日本メディアに同スキー場の建設現場を公開し、
平昌冬季五輪について韓国や国際組織から要請があれば同スキー場を提供する用意があると明かした。
元次官はまた、「南北共同で(五輪を)開催できれば意味深いことだ」と話した。
一方、張委員は7月にソウルで開催されたサッカー東アジアカップに北朝鮮女子代表チームが参加し、
先月は光州市で開かれた国連の青少年向けスポーツ教育プログラム・YLPに北朝鮮の青少年3人が参加するなど
南北間のスポーツ交流が続いていることについて、「正常なことだ」と評価したとVOAは伝えた。
ソース 聯合ニュース 2013/09/03 10:29
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