13/08/25 16:10:14.86 yTwnPfTX
>>296
除隊して一般社会に戻ったと言っても、まだ完全な「民間人」に戻ったわけではありません。
彼らには、「予備役(予備軍)」というまた別の服務が待っています。そのため、正確には「除隊」ではなく「転役」と言います。
これは、除隊後の8年間、年に数回召集を受け、有事に備え半日~3日程度の再訓練を受けるというものです
(訓練期間は除隊後の年数によって異なります)。予備軍訓練時は、後日「予備軍訓練召集畢(ひっ)証」を提出すれば
会社を休んで構わないことになっており、召集時期が重なりやすい大学の場合は授業が休講になることもあります。
予備役を終了したら、さらに40歳まで、民防衛隊で年に一度簡単な訓練を受けます
。この期間を「民防衛」と言います。 民防衛は、各種災害の予防、非常用施設や装備の維持管理を行ない、
有事時には警報を鳴らし、住民・交通統制、人命救助、物資の運搬を支援するのが任務です。
韓国では毎月15日は、「民防衛の日」として実際に訓練が行なわれます。うち年に2回は警報伝播、住民退避、
交通統制など公訓練が実施され、年に4回はテロ、風水害、地震など地域特性に合わせた防災訓練が実施されます。
外国人旅行者を含め民間人も、交通統制、営業・業務の中断、避難など訓練に協力する必要があります。