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2013年8月12日、環球時報によると、デンマーク・ヘルシンゲル市議会の社民党議員が8月初旬、
「中国の気温が140℃まで上がり、全員焼け死ねばいい」などと発言し、
デンマーク国内で波紋が広がっている。
同議員は、現地メディアの記者に対し、
「中国人が焼け死ねば、世界が“中国ごみ”から解放される」と話し、
「もし目の前に中国人がいたら、撃ち殺すだろう」とした。
同議員がこれほどまでに中国人を憎んでいるのは、動画サイトYouTubeで、
ある中国の村で少数民族の子どもを虐待している映像を見たためだとみられるが、
その映像は現在削除されている。
この発言は、各種のマスコミに取り上げられ、瞬く間に批判の的となった。
ヘルシンゲル市議会の保守党の議員は、
「公人がこのような人種差別発言をすることには驚きを隠せない。
彼の発言はナチス・ドイツを思い起こさせる」としている。また、社民党内からも辞職を促す声が上がった。
これを受け、同議員は「ばかげた発言だった」と謝罪したものの、辞職については断固として拒否している。
同議員のフェイスブックのアカウントには、デンマーク人から「市議会から出ていけ」
などの批判の声が集中しているという。(翻訳・編集/北田)
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