【朝日新聞】「レイシストをしばき隊」の野間易通「在日韓国・朝鮮人へ嫌韓デモを行う在特会、罵声を浴びせるのは素晴らしい」[08/10]at NEWS4PLUS
【朝日新聞】「レイシストをしばき隊」の野間易通「在日韓国・朝鮮人へ嫌韓デモを行う在特会、罵声を浴びせるのは素晴らしい」[08/10] - 暇つぶし2ch2:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
13/08/10 14:09:08.59
>>1の続き

-デモ隊もしばき隊も「どっちもどっちだな」という印象を受けます。

「彼らも僕らも普通の市民。日本社会の多数派、マジョリティーです。それが罵倒し合う光景だけ見れば、確かに『どっちもどっち』です。
だが、そこで見落とされているのは、彼らが社会の少数派、マイノリティーを攻撃しており、僕らがそれに反対しているということ。
民族差別を楽しむ人と、それに怒っている人のどちらに正義があるか。それは明らかでしょう」

-しばき隊は「正義の味方」ですか。

「しばき隊の素行もデモ隊に劣らず悪く、決して『善』ではない。レイシストとの対決は『悪対悪』とさえ言えますが、
それでも『正義』は疑いの余地なく僕らの側にある」

-なぜですか?

「善悪は相対的なものですが、正義・不正義の問題は善悪の観点では相対化ができない。
米国の政治哲学者ジョン・ロールズの言うように、正義を『公正さ』という観点から捉えれば、
マジョリティーがマイノリティーを抑圧する民族差別は、決して公正ではない。これは論理的に導かれる結論です。

例えばヘイトスピーチは一見言論のように見えて、実は言論では対抗できない非対称性、暴力性を持っています。
『日本から出て行け!』と言われた在日外国人が、『そっちこそ出て行け』と日本人に言い返しても、
何のダメージも与えられない。それこそが不公正であり、不正義なのです」

「しばき隊も在特会も『両方とも消えればいい』とか言う人がよくいるが、実はその通り。
僕らの目的は組織の維持ではなく、彼らのヘイトスピーチをやめさせること。
騒ぎがエスカレートして、どっちも警察につぶされたとしても、街頭でのヘイトがなくなるならそれでいい」

《6月30日の新大久保デモでは、カウンター側が衰えを見せない一方、デモ側の人数も増えた。
また、7月7日に新大久保で予定されていたデモは延期され、8月11日予定のデモも、別の地域に変更された。》

-デモ隊を刺激するよりも、放置した方が実害は少ないのでは?

「1990年代末から、ネット上で差別発言が目立ってきたが、マスメディアも含めみんな放置していた。
その結果、彼らはネットから外に出て、街で堂々と差別をするようになった。
このままでは欧米のように、差別が原因の凶悪犯罪が起こりかねない。
その経緯を踏まえてなお『放っておけ』と言う人は、何を根拠にそう思うのか」

「例えば大手新聞はなぜ、そうした言論を批判するカウンター言論を構築してこなかったのか。
今に至っても『法規制には慎重であるべきだ』とか『言論には言論で対抗を』という方法論の主張ばかり。
何を言っているんだ、と思います」

-ヘイトスピーチが広がった責任はメディアにもある、と?

「在特会など差別的な団体は、朝日新聞など左派リベラル言論への反動として出てきた、という面もあります。
左派リベラルの『政治的正しさ』に手垢がつき、うさんくさく思われ始めたところに、拉致問題などが重なった。
多くの人々が『左派メディアにだまされていた』と感じ、ネットを中心に右翼的な言論が爆発的に増え、在特会などが登場した」

「表現の自由は本来、絶対的ですが、公共の福祉の観点から少数者へのハラスメントを定義し、法で規制するのは可能です。
だが、現状では行政が取り締まれない以上、市民がカウンター言論を行うしかない」

-デモは許せないが、これだけの騒ぎになっている以上、しばき隊に共感する人もほとんどいないのでは。それでも続ける理由は?

「子どもの頃、中沢啓治のマンガ『はだしのゲン』を繰り返し読みました。原爆被爆者への差別や民族差別が赤裸々に描かれますが、
登場人物は『政治的正しさ』とは無縁です。『ゲンは言葉遣いも悪く、暴力的だから共感しない』という人は、
作品から何を読み取っていると言えるのか。法や社会が人を守らない時、どういう原理原則で行動するべきか。あのマンガから学びました」

(聞き手・石橋英昭、太田啓之)

のまやすみち 「レイシストをしばき隊」主宰 66年生まれ。音楽雑誌副編集長を経て00年フリーに。
11年からネットで反原発デモを呼びかけ、首都圏反原発連合の立ち上げにも参画。


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