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○サッカー：朴智星「PSVに恩返ししたい」
8年ぶりに古巣のPSVアイントホーフェン（オランダ）に復帰した朴智星（パク・チソン）＝32＝が
「家に帰ってきたかのように楽な気分。今度は自分がPSVに恩返しする番だ」と復帰の感想を語った。
朴智星は9日（韓国時間、以下同じ）、球団のテレビ番組「PSV TV」のインタビューで「PSVの
練習場や施設、人々、そしてアイントホーフェンの都市の風景まで、全てがそのまま。ただ時が
流れただけ」と語った。PSVは8日、朴智星の1年間の期限付き移籍を正式に発表し、朴智星は
同日すぐにチームの練習に参加した。練習場を訪れたPSVのファンたちは、合流した朴智星に
歓声を上げた。
PSV TVは、朴智星が契約書にサインする場面や練習の様子を詳しく伝えた。映像の中で朴智星は、
球団の事務所に飾ってある自分と李栄杓（イ・ヨンピョ）＝バンクーバー＝の昔の写真を見て、明るい
笑顔を見せた。朴智星と李栄杓は共に2003年から3シーズンにわたりPSVで活躍し、05年に朴智星は
マンチェスター・ユナイテッドに、李栄杓はトッテナムに移籍、共にプレミアリーガーとなった。
今回のインタビューで朴智星は、かつてのチームメートで現在PSVの指揮官を務めるフィリップ・
コクー監督（43）への思いも口にした。朴智星は「コクー監督はPSVでプレーしていた当時、僕を含め
チームメートにたくさんの経験を伝えてくれた。僕もこのチームで若い選手たちに自分の経験を伝授し、
若手が素晴らしい選手に成長できるよう後押ししたい」と語った。
この日はUEFA（欧州サッカー連盟）チャンピオンズリーグ（CL）のプレーオフの組み合わせ抽選が
行われた。PSVの相手はACミランに決まり、朴智星は運命の相手と再び顔を合わせることになった。
PSVは04－05年シーズンのCLの準決勝でACミランと対戦し、朴智星はACミランとの第2戦で先制
ゴールを挙げるなどの活躍を見せた。このときPSVはACミランに敗れて準決勝で敗退したが、
朴智星の活躍は欧州のサッカー界に強烈な印象を残した。
□ソース：朝鮮日報
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