13/07/14 16:44:08.10
○アシアナ機事故 韓国が米に異例の書簡
アメリカ・サンフランシスコの空港で韓国の旅客機が着陸に失敗した事故で、
韓国の事故調査委員会は、アメリカ側に対して調査した内容を一方的に
公開しないよう求める異例の書簡を送り、操縦ミスとの印象を与えるという
国内の不満を反映した対応とみられています。
サンフランシスコ国際空港で、韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗した
事故で、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会の調査では、これまでの
ところ機体に大きな異常があったことを示す情報はなく、操縦士が適切に
操縦をしていたかどうかが焦点となっています。
こうしたなか、韓国の事故調査委員会は、NTSBに対して委員長名義で
書簡を送ったことを14日、明らかにしました。
書簡は、情報を韓国側にも定期的に提供するよう要請するとともに「事故
調査は、国際基準に沿って客観的かつ公正に行わなければならない」と
指摘し、直接的な表現は避けながらも、調査した内容を一方的に公開
しないよう求めています。
これについて、事故調査委員会の関係者はNHKに対し、「事実かどうか
分からない、あるいは、議論になりうる事柄は、事前に、発表するかどうか
互いに話し合うべきだ」と述べています。
韓国では、NTSBが事故原因は操縦士のミスだとの印象を与えている
という不満が政府やメディアの間から出ており、異例の書簡送付はこうした
不満を反映した対応とみられています。
□ソース:NHK
URLリンク(www3.nhk.or.jp)