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○アシアナ航空事故、韓国側が問題提起するも米当局が次々否定=韓国
米国のサンフランシスコ国際空港で7日(日本時間)に発生したアシアナ旅客機の衝突事故を
調査している米国家運輸安全委員会(NTSB)は12日、韓国側が指摘していたオートスロットル
(スピード維持装置)や、管制官の対応に問題がなかったことなどを明らかにした。複数の
韓国メディアが報じた。
NTSBのハースマン委員長は12日の事故調査のブリーフィングで、「オートスロットルを含む
自動飛行モードに異常がなかったことを確認した。これはわれわれ (NTSB)の考えではなく
ブラックボックス(FDR)の分析結果に基づいて確認された事実」と述べた。
オートスロットルの問題については、アシアナ航空の機長が「事故発生前に、事故機のオート
スロットルが速度を維持していなかった」と指摘していた。
またハースマン委員長は「当時パイロットは、自動着陸モードではなく手動で着陸しようとした。
サンフランシスコ空港に着陸する多くの航空機が手動で着陸する」と説明した。さらに「事故が
発生した日には、グライドスロープ(自動着陸誘導装置)がオフになっていたが10マイル(16キロ
メートル)まで視界が確保される澄み切った天気であり、手動着陸に問題になるような状況では
なかった」と話した。
一方、チェ・ジョンホ国土交通省航空政策室長は、今回の事故前のパイロットと管制官の間の
交信内容を分析した結果、着陸アプローチ時に管制官からの警告がなかったと11日、明らかにした。
これに対して、ハースマン委員長は12日の記者会見で、「管制官の調整には問題がなかった。
衝突90秒前に管制官と機長の交信があったが、衝突直後、救急車を要請したのは、機長ではなく
管制官であった」として、管制塔は事故の状況を正確に認識しており、これに迅速に対応した
という点を強調した。
さらに別の問題として、アシアナ航空のパイロットは「着陸直前に光のために、しばらく目の前が
見えなかった」と証言したという。これに対して、ハースマン委員長は11日、「これが何の光だったかに
ついて、調査している」と述べた。
□ソース:サーチナ
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