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ASEAN 南シナ海領有権問題焦点に
ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議は、30日から本格的な協議に入り、南シナ海の島々の領有権問題を巡り海洋進出を活発化させる中国に対し、ASEAN各国が一致した対応をとることができるかどうかが焦点となります。
ブルネイでのASEANの一連の外相会議は、30日から、日本や中国なども交え、本格的な協議に入ります。
これに先立ち、ASEAN10か国の外相は、29日夜、夕食会を開き、フィリピンなどが中国との間で争っている南シナ海の島々の領有権問題などについて意見を交わしました。
ASEAN側は問題の平和的な解決に向けて中国との間で法的拘束力を持つルールとなる
「行動規範」の策定を目指していますが、去年7月の外相会議では、中国と領有権を争う国と中国との関係を重視したい国の足並みが乱れ、初めて共同声明が採択されない異例の事態となりました。
このため、今回の会議では、ASEAN各国が「行動規範」の策定に向け、中国に対し、正式な協議の開始を求めるなど、一致した対応をとることができるかどうかが焦点となります。
これについてインドネシアのマルティ外相は昨夜、記者団に対し「雰囲気は非常にいい。
中国も含めすべての国が舞台に上がっており、今こそ結果を出すべきときだ」と述べて、南シナ海の緊張緩和に向け、一連の会議で成果が得られることに期待を示しました。
ASEAN 南シナ海領有権問題焦点に
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