13/06/28 15:26:51.94
URLリンク(www.chosunonline.com)
グラフ: 徴兵:親の所得・学歴高いほど息子の現役服務率は低下
親の学歴や所得が高ければ高いほど、息子が現役兵として韓国軍に服務する比率が
低くなることが分かった。
韓国職業能力開発院は、2007年から10年にかけて、大卒(専門大学〈短大に相当〉含む)
男性3万9096人を対象に調査を行った。その結果、父親の学歴が大卒以上の場合、息子が
韓国軍で現役服務する比率は84.1%で、父親が高卒の場合(87.5%)に比べ3.4ポイント
低かった。一方公益勤務(身体的な事情などで兵役に就けず、公的機関などで働くこと)の
比率は、父親の学歴が大卒以上の場合7.5%で、高卒の場合(5.5%)に比べ2ポイント高かった。
所得別で見ると、両親の月平均の所得が高ければ高いほど、息子が韓国軍で現役服務する
比率は低くなった。両親の月平均所得が300万-400万ウォン(約26万-34万円)の階層では
現役服務率が88.8%に達し、最も高かった。これに対し月平均所得が400万-500万ウォン
(約34万-43万円)の階層では87.1%、500万-700万ウォン(約43万-60万円)の階層では
84%、700万-1000万ウォン(約60万-86万円)の階層では83.3%に低下した。
父親が医師の場合、息子の現役服務率は81.6%で、これは無職の場合(79.7%)を除き最も
低かった。続いて、父親が宗教関係者の場合が82.7%、放送・芸術関係者(82.9%)、研究員
(83.8%)、軍人(85.0%)の順で息子の現役服務率が低かった。父親の職業を答えた回答者の
現役服務率は、平均86.3%だった。
その一方、現役服務が就職に役立つことも判明した。回答者の就職率を見ると、現役服務後に
除隊した者(77.0%)の方が、公益勤務を終えた者(73.1%)よりも3.9ポイント高かった。兵役免除
判定を受けた者(69.7%)と比べると、7.3ポイントも高かった。大企業・公共機関など人気が高い
職場への就職率も、現役服務後に除隊した者の方が、公益勤務を終えた者より3.7ポイント
高かった。
韓国職業能力開発院のヤン・ジョンスン専門研究員は「一般的に、両親の学歴や所得水準が
高くなれば、子どもの健康状態も一層良好になる可能性が高いが、身体等級によって決まる現役
服務の判定では反対の結果が出た」と語った。ヤン研究員は、放送・芸術関係者、軍人の息子の
現役服務率が低い理由について「身体検査に関する情報力の差が影響を及ぼしているのだと思う」
と分析した。これについて、兵務庁の関係者は「身体検査の基準は透明で、公開されているため、
情報力の差が軍服務判定に影響を及ぼすケースはごく一部で例外的」と語った。
崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2013/06/28 12:49
URLリンク(www.chosunonline.com)